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◇パ・リーグ 西武6―1オリックス(2015年5月5日 西武プリンス)
西武は先発の十亀が9回を一人で投げ切って6安打1失点という好投を見せ、森が2試合連続の6号ソロを放つなど、投打がかみ合って連勝を今季2度目の5にまで伸ばした。
昨年6月17日の中日戦で挙げた完封勝利以来となる完投で今季3勝目を挙げた十亀は「毎回走者を出したりしてリズムをつくれず、よかったところはない」と自身の投球を謙遜しながらも、
「中継ぎ投手を休ませることができた」と、その表情は充実感に満ちあふれていた。
終盤の7回に弾丸ライナーで右翼席への豪快な一発を放った森は「打った瞬間にいったと思った。狙っていたのでうれしかった」とチームメートであり母校・大阪桐蔭の先輩でもある中村に並ぶチームトップタイの一発に笑顔を見せた。
この日はこどもの日。「コントロールが悪くても完投できる」と試合で4四球の十亀が子供たちにメッセージを送れば、身長1メートル70の森は「背が低くてもホームランが打てる」と呼応。
このコメントに西武プリンスドームのライオンズファンは喜んだ。
田辺監督は「いい流れで打撃ができている」と連勝中は4試合で2桁安打の活発な打線を評価。
「最後までいくと決めていた」という十亀に関しては「バラつきなくストライクゾーンで勝負できていた」とその112球を称えた。
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