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イチロー、野球人生初の走塁ミス「松井スペシャルアドバイザーとジーターの野球教室お願いしまぁーす」
2015年5月3日 9時45分
デイリースポーツ
打撃練習の合間にマリナーズ時代のチームメイトで現解説者のデービス氏（右）と談笑するイチロー＝マイアミ（撮影・小林信行）
「フィリーズ０－７マーリンズ」（２日、マイアミ）
マーリンズのイチロー外野手（４１）は「７番・左翼」で出場し、３打数１安打１四球。３戦連続安打で打率を
・２６６とした。チームは４連勝で一時は「８」までかさんだ借金を完済。今季初めて勝率を５割にした。
５連勝の後に１つの負けを挟んで４連勝。 今季２４試合目にして初めてチームが勝率を５割にした。軽快な
音楽が鳴り響くクラブハウスでイチローは「（勝った）相手がよくない状態にあるのは事実ですからね。それを
ちゃんとものにするかどうかは後々、響くことは経験でよく分かっている。そういう結果だと思う。落としちゃ
いけないゲームをものにしてる」と分析した。
二回の打席ではエース左腕のハメルズに対し、カウント２－２と追い込まれながら１４３キロの外角低めカット
ボールを左翼線際に落とす技あり打で出塁した。
しかし、走塁で野球人生初のミスを犯した。次打者エチャバリアの初球にスタート。これがラン＆ヒットとなり、
打球が右前へ落ちる間に一気に三塁を陥れたまではよかったが、その直前の走塁がよくなかった。二塁ベースに
到達した直後に打球の行方を確認するために一旦、一塁向かってに２歩帰塁。打球が落ちるのを見て再加速したが、
その際に二塁ベースを踏むことなく三塁まで走ってしまったのだ。
敵軍右翼手から返ってきたボールを投手が二塁に転送するアピールプレーでアウトを宣告されたイチローは
「混乱しましたね」と第一声。「何が起こったか分からない。（二塁）ベースを踏んでるし、戻った感覚もなくて。
初歩的なことと言えば初歩的なこと」と振り返りながら最後は「（ヤンキースの）松井スペシャルアドバイザーと
ジーターの野球教室お願いしまぁーす」とジョークで締めた。
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