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【野球】 <ファウルボール>野球観戦は危険なレジャー? - 暇つぶし2ch1:shake it off ★@\(^o^)/
15/04/28 13:38:37.22 *.net
2010年に札幌ドームでプロ野球・日本ハム戦の観戦客がファウルボールに当たり右目を失明した事故を巡る訴訟で、札幌地裁は3月26日、日本ハム球団などへ約4200万円の支払いを命じる判決を下した。
防球ネットを取り外したり、プレーを間近で見られる観客席が設置されたりするなど、臨場感を高める球場づくりが好まれる近年の風潮の中で、改めて野球場の安全対策について考える。【プロ野球取材班】
 今季のプロ野球公式戦開幕を翌日に控えた3月26日。球界に大きな衝撃が走った。
 「重い判決。明日にも(同様の事故が)起きるかもしれない問題だから」。
札幌地裁の判決を知った東日本のある球団の幹部は、華やかな開幕イベントのリハーサルを見つめながら、うめくように漏らした。
 08年に楽天の本拠地球場で起きた同種の事故を巡る訴訟では1、2審(11年に確定)とも球団側が全面勝訴。
プロ野球界では、打球の事故で球団側が重い責任を負うことはない、という認識が一般化していた。
札幌地裁の判決は「注意喚起が不十分で、球場の設備も安全性を欠いていた」と厳しく指摘。球界の“常識”を否定した格好になった。
 ◇「安全対策の基準提示を」
 この訴訟で原告側は、札幌ドームではファウルボールによる事故が年間約100件もあったのに、球団側が臨場感を高めるため、06年に内野席フェンス上の防球ネットを取り除いた点などを批判。
球団側は「大型ビジョンや場内アナウンスで注意喚起するなど安全対策をとっていた」などと反論したが、判決は原告側の訴えを全面的に認め、
「観客の安全対策と臨場感の確保を同列に論じ、補償すらしないという主張はバランスを欠く」と断じた。
 判決から11日後の4月6日。東京都内で開かれた日本野球機構(NPB)の理事会でこの判決が話題に上り、会議は異例の長時間に及んだ。
日本ハムが判決内容を説明し、要旨や関連資料を配布。
各球団から安全対策の現状報告や意見が出された。
会議後、楽天の井上智治オーナー代行は悩ましげな顔で、口を開いた。
「みんな判決内容に危機感を持っていた。でも、パーフェクトに安全にしようと球場の全部にネットを張れば、おりの中で野球を見ることになる。ファンがけがをしないように最善を尽くしたいけど……」
 別の球団の関係者は「野球観戦は(打球が観客席へも飛び)オープンカーでサファリパークを走るようなもの。こんなに危険なレジャーは珍しい」と自戒を込めて例えた。その上で「安全対策の基準を示してほしい。
札幌の判決だと、球場で一人もけが人を出せない。何があっても球場の責任になる」と困惑した。
 判決後に安全対策を再考した例もある。中日の本拠地であるナゴヤドームでは今季から、場内アナウンスに「ファウルボールは1秒から2秒で飛び込んでくる場合があります」と付け加えた。
ソフトバンクの井上勲広報室長は「今まで以上に頻繁に、映像などで試合中に注意喚起を流している」と語った。
 札幌訴訟では球団側が控訴したが、判決の確定まで待っている猶予はない。大きな宿題を背負ったプロ野球界は、早急な対応を求められている。
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 ■ことば
 ◇札幌ドーム打球事故訴訟
 2010年8月、札幌市の30歳代の女性が札幌ドーム一塁側内野席でプロ野球の日本ハム戦を観戦中、ライナー性のファウルボールが当たり右目を失明。
女性は球場の安全管理に欠陥があったとして日本ハムと札幌ドーム、同ドームの所有者である札幌市を相手取り、損害賠償を求めて提訴した。
今年3月26日、札幌地裁は原告の訴えを全面的に認め、「初めて観戦に訪れる客や幼児、高齢者も安全に楽しめるだけの対策が施されるべきだ」と結論づけた。被告の3者は4月7日、札幌高裁に控訴した。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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