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侍ジャパンと欧州代表との国際親善試合が10、11の両日に東京ドームで行われるが、これに先立ち、8日に巨人2軍と同選抜が川崎市のジャイアンツ球場で戦う。
「欧州野球のレベルも高くなっている。侍ジャパンとの初めての強化試合は画期的だし、意義深い」。
日本野球機構(NPB)の熊崎コミッショナーと、侍ジャパンの事業会社「NPBエンタープライズ」関係者は事あるごとに、そうアピールしている。
今回の親善試合は、2020年東京五輪で競技種目として復活が有力視される野球の国際的普及をアピールする思惑がある。
それなのに2軍との練習試合で、欧州代表が互角の戦いをするならいいが、惨敗したらどうなるのか。
熊崎コミッショナー、NPBエンタープライズ関係者の弁は誇大表示になるし、ファンは一気に冷めるだろう。
東京ドームは閑古鳥が鳴き、10日の試合を地上波、11日はBSで中継するTBSの視聴率は悲惨なものになりかねない。
2軍選手たちとしても、欧州代表に花を持たせるように惨敗するワケにはいかない。
自らの存在をアピールする格好の場だ。だからこそ真剣勝負で臨むことになる。
花相撲でなく、ガチンコ勝負の結果、欧州代表のレベルが白日の下にさらされるが、チーム自体に関する不安の声も上がっている。
「野手は練習試合もいいけど、投手の方は10、11日に本番があるのだから、どんな起用をするつもりなのか」。
そう疑問視する球界関係者の声も当然だろう。
この試合はどんな結果になるのか。ある意味、本番よりも興味深い。
(江尻良文)
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