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最近、「ママタレ」たちのブログの話題が目立つ。山田優のピンクヘアや辻希美の味噌汁の作り方などを巡り賛否両論が巻き起こっている。
ネット時代ならではの現象だが、タレントにとって論争になることは想定内だったと思う。
タレントのブログは話題にならないと意味がない。日常の平凡な生活の様子を発信しても、ファン以外はそう関心を持たない。
母親になったばかりの山田がピンク色に髪を染めたことで、「凄い」「変よ」と口コミで広がり、
好奇心から新たにブログを見る人が増える。ブロガーの狙いとするところでもある。
それには話題になるようなネタを提供するのが一番手っ取り早い。大きな話題には必ず「批判」というリスクが伴う。それが今回、騒動に発展した背景だ。
芸能界は「シーソー」に例えられる。公園にあるシーソーは左右の重さが一致すると平衡が取れる。
芸能人に例えれば、右がファン、左がアンチファン。どんな芸能人でも右側をファンで埋めることは不可能であり、
逆にアンチファンで左側が埋まることもない。
これを右に左に傾いたりしながら、バランスを取っていく。味方半分・敵半分の理想のバランスを取ることで芸能人として安定感が出るとの見方である。
70年代にソロ歌手として一世を風靡した沢田研二は、当時では珍しかった化粧や上半身シースルーの衣装で歌った。
「ジュリーかっこいいー」「男が化粧して気持ち悪い」と当然のように賛否両論が起きた。
旧知の芸能関係者からこんな話を聞いた。
「賛否が出ることは承知の演出。大きく騒いでくれるのは、アンチも見ているということ。それだけ関心が高いことを意味する。
味方を作るだけでなく、あえて敵も作ることも芸能人にとっては大事なことなんです」
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2015年2月26日
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騒がれるのも仕事のうち (C)日刊ゲンダイ