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プロ野球の勝敗を巡る賭博を開いたとして焼津署と静岡県警組織犯罪対策課は４日、賭博場開帳図利の疑いで
指定暴力団組員の北海道旭川市生まれ、住所不定、建設業の男（４２）＝貸金業法違反、出資法違反などの罪で
起訴＝を再逮捕した。
男は少なくとも昨年９月下旬?１０月下旬までの約１カ月間に客２人から総額１３００万円の賭け金の申し込みを受けていて、
県警は今後、組織的関与の有無も含め、全容解明を進める。
再逮捕容疑は飲食店店員の女（２７）＝藤枝市築地、同容疑で逮捕＝と共謀して昨年９?１０月、プロ野球公式戦の
勝敗を予想させ、１口１万円の現金を賭けさせる賭博を開き、利益を図った疑い。同署によると、男は「言いたくない」などと
容疑に関して黙秘しているという。
男は賭博の胴元で、賭け金の１割を手数料として受け取り、利益を得ていたとみられる。弱いチームにはあらかじめ
ハンディを付けるなどしていた。客とは携帯電話やメールで連絡を取り合い、金融機関の口座を使うなどして賭け金や
手数料、「勝ち金」の受け渡しを行っていたという。
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