15/01/27 11:45:38.73 *
【ヒューマナ・チャレンジ】(米カリフォルニア州・PGAウェスト・ニクラスC=6924ヤード・パー72)
1カ月半ものオフは一体何をやっていたのか―。
石川遼(23)が今年最初の試合でいきなり予選落ち。
アマチュアと一緒に異なる3コースをプレーする変則大会の3日目、75位発進の石川は5バーディー、
1ボギー、1ダブルボギーの「70」。通算6アンダーはカットラインに2打及ばず、85位。
「1番で(ティーショットが)ロストボールになってダブルボギー。でも悪かったのはそれだけだったと思う。
いいパットを打っても入ってくれなかったのが残念だった。まだ今年は始まったばかり。収穫もあったので、また次を頑張る」(石川)
石川は昨年12月10日、オフトレのため沖縄入り。後輩プロやアマチュアら男女総勢16人で合宿を張った。
今大会前には「ここが新たな開幕。ワクワクしている。優勝を目指して今シーズンはやりたい」と抱負を語ったが、
何の成果も見られなかった。
昨年大会は3日目終了時点で12アンダー(4日間終わって17アンダー25位タイ)だったが、
今年は3日間6アンダーだから、昨年よりも下手になっている。ゴルフジャーナリストの早瀬利之氏がこう言う。
「沖縄合宿では江連忠プロをコーチとして呼んで、彼が考案した練習方法を取り入れたそうですが、時間のムダです。
一流コーチの役割は基本に戻すことです。その点、江連プロは自分のアイデアを押し付けているだけ。
かえってゴルフをおかしくしたのではないか。米国には一流のコーチがたくさんいます。
沖縄で合宿するのも疑問です。コーライ芝とベント芝では球筋が変わるからです。
何をテーマにオフトレしたのかがハッキリわかりません。ゴルフは個人競技なのですから、集団で合宿をやる意味はないでしょう」
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
日刊ゲンダイ 1月27日(火)9時26分配信
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今年も期待薄/(C)日刊ゲンダイ
2:砂漠のマスカレード ★@転載は禁止
15/01/27 11:46:26.87 *
■インパクト音で狂うリズム
石川は2008年のプロ転向からずっとダンロップ製スリクソンボールを使用していたが、2月発売のキャロウェイ製ボールを初めて実戦投入した。
「ボールの変更による影響も少なからずある」と、あるツアープロが指摘する。
「キャロウェイのボールは飛ぶと話題ですが、それでゴルフがうまくいくというのは別の話です。
同じコンプレッション(硬さ)、同じ打感でもインパクト音が高いだけで感覚が変わってきます。
プロは耳でも球筋のイメージを感じ取るからです。キャロウェイのボールはスリクソンに比べて音が大きい。
すると球離れが早く、ボールが早く飛び出してしまう印象が強くなる。
となると、インパクトからフォローにかけてスイングが緩むことがある。
ボールを捉えたという感覚が欲しいのに、それが感じられない。オフに新ボールをたっぷり打ち込んだとしても実戦とは違います。
インパクト音に慣れるのには時間がかかる。ロングパットにしてもショートゲームでも
インパクト音が大きいと、それだけでリズムが狂ってしまう。ボール変更が裏目に出たことは十分考えられます」
会場のパームスプリングは砂漠地帯で乾燥しており、沖縄よりもボールが飛ぶ。
インパクト音の大きさが、今大会のスコアに影響した可能性はある。
石川は米ツアー本格参戦3年目で未勝利。4月のマスターズの出場権もまだ手にしていない。
それなのに初っぱなからこんな調子では、今年も期待できそうもない。
以上