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侍ジャパンのビジネス化が成功する
サッカー日本代表が「スポーツ最強コンテンツ」になるのを横目に、危機感を募らせている人たちがいる。プロ野球関係者だ。
Jリーグは地上波の放送がほとんどなく「サブカルチャー化」に悩まされているが、
気がつけばプロ野球も地上波の全国放送が激減し、盛り上がりが各球団のホームタウンに分散され始めた。
野球のキラーコンテンツは日本シリーズに限られており、各キー局はかつてのように中継が日常的にないため、野球中継班の技術を保つことに苦心している。
Jリーグとプロ野球の中継を手がけるJsportsの関係者によると、依然として視聴者の数はプロ野球の方が一桁多いという。
ただし、それは年配の加入者のパイが大きいからでもある。
現在、スポーツ新聞社の上層部は野球信奉者(=サッカー嫌い)が多いが、スポーツ新聞の元デスクは「10年以内に人材が入れ替わり、
よりフラットな報道が始まる」と予測する。そうなれば、さらにサッカー日本代表の「最強化」が進むだろう。
しかし危機感は、ときに改革のガソリンになる。
2014年11月、ついにプロ野球12球団と日本野球機構が立ち上がった。侍ジャパン(野球の日本代表を盛り上げるために、
「株式会社NPBエンタープライズ」を設立したのである。独自の編集部を作り、公式HPをメディア化する力の入れようだ。
ビジネスの第一弾は、昨年11月に開催した日米野球だ。
国民的な関心事にはならず、視聴率こそ8試合すべて一桁台に留まったが、1試合平均約3万3千人の観客を集めて球場は盛り上がった。
今後、ダルビッシュ有や田中将大ら大リーグ勢をどう引き入れるかが大きな課題だが、新たな一歩を踏み出した。
そして次の切り札として期待されているのが、今年11月に台湾で開催予定の「プレミア12」だ。
日本を含めた12カ国が参加する世界大会で、プレミアリーグやセリエAの放映権を扱うMP & Silva社が放映権を獲得。試合の一部を日本で行なうことも検討されている。
侍ジャパンにとって追い風になるのは、2020年東京五輪で野球が復活する可能性が出てきたことだ。
競技数の上限が撤廃され、開催都市が追加する競技を提案できるようになった。早ければ今夏に野球の復活が決まる。
2015年はいい意味で、サッカー日本代表と侍ジャパンのライバル関係が激化するだろう。
2015/1/3 全文
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1:2015/01/03(土) 11:28:15.11
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