14/12/28 11:05:39.32 WrAIbEtp0
「あんな、お蕎麦の打ち方教えて欲しいねん。」
「蕎麦を舐めたらアカンで」
「は?」
「一朝一夕には身につかん。それが、蕎麦打ちや。」
「あの~」
「蕎麦はな、昔から五臓六腑の垢を取ると言われとんや。つまり身体にええ、言うことや。むかし忍者が、」
「忍者?」
「あんた忍者知らんか?」
「知っとるけど、何の話よ」
「忍者が、手裏剣とともに蕎麦も持って歩いとったいう話があるんや。あの身軽な忍者が、危険な任務を背負って生きる忍者がや。蕎麦の栄養がどんだけ凄いか、押して知るべしや。」
「そんなんいいから打ち方教えて欲しいねん。」
「そんなんいいからとは何や。その態度が蕎麦を舐めとる言うのや。ええか、まず蕎麦の栄養素から勉強せないかん。」