14/12/19 21:22:38.47 0
津市内で活動する小中学生の五つの硬式野球チームが、市少年硬式野球協会を設立した。
所属する連盟の垣根を越えて、野球の普及とメンバーの確保に取り組もうとの試み。十七日夜、津市島崎町の
ベルセ島崎で設立総会が開かれた。
五チームは、津リトルリーグ(日本リトルリーグ野球協会東海連盟)と三重ゼッツヤング(全日本少年硬式野球連盟ヤングリーグ)、
津リトルシニア(日本リトルシニア中学硬式野球協会東海連盟)、津ボーイズ、津南ボーイズ(日本少年野球連盟)。
所属する連盟でルールや大会が異なるため、これまで互いに交流することがなかった。
津リトルリーグの会長片岡福生さん(64)が、少子化に伴う選手の減少や、サッカーなど他競技の人気に危機感を抱き、
九月下旬ごろから各チームに協会の設立を打診。それぞれの連盟に所属しながら、技術向上や野球人口の拡大を
目的に一つの組織を作る方向でまとまった。
設立総会には、五チームの役員ら二十一人が出席。片岡さんが協会の理事長に就任した。片岡さんは、
所属する日本リトルリーグ野球協会東海連盟のメンバーが十年前に比べて半減した現状に触れ「野球人口の底辺を拡大したい」
と決意を述べた。今後は年一回の交流大会を実施するほか、メンバー以外の子どもたちも対象にした野球教室を開催する。
協会は設立を機に市スポーツ協会に加盟した。市スポーツ協会が携わるシティマラソンやスポーツフェスティバル、
市民体育大会に参加する一方、市などが所有する空き地や河川敷を借りて、新たな練習場所を確保する。
片岡さんは「協会の活動が、硬式野球に関心を向けてもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。
URLリンク(www.chunichi.co.jp)