14/12/18 13:26:33.88 0
ローマが野球にトドメを刺すことになりかねない。
15日、イタリアのレンツィ首相が24年夏季五輪の開催都市に首都ローマが立候補することを発表したからだ。
20年五輪の招致こそユーロ危機で断念せざるを得なかったローマだが、今回はそうした財務上の問題をクリア。
レンツィ首相は「政府と五輪委員会はプロジェクトを進める準備ができている」と自信満々だ。
ローマの立候補に苦虫を噛み潰しているのが日本の野球関係者だろう。08年北京五輪を最後に除外された野球・ソフトボールは
20年東京五輪で復活が濃厚といわれているものの、問題はその後だからだ。
24年五輪に立候補の準備を進めている国はイタリアをはじめとしてドイツ、フランス、ハンガリー、トルコ、カタールなど欧州から東欧、
中東にかけての国が多い。イタリアやフランスのようにプロ野球リーグが存在する国もあるとはいえ、メダルを狙えるほど盛んというわけではない。
仮に開催が決まれば、野球場をゼロから建設しなくてはならない国もある。開催国特権で野球を採用することなどあり得ない。
24年五輪は米国も有力候補といわれているが、こちらに決まっても野球競技の存続は難しい。
なにせ「ベースボール」の総本山ともいえるMLBはシーズン中の選手派遣に消極的。トップ選手が出ないのだから、米国の野球ファンも興味を持たない。
米国で北京五輪を独占放送したNBCユニバーサルグループも、野球は公式サイトでのストリーミング配信以外はスペイン語専門チャンネルで放送しただけだった。
20年東京五輪に採用されても、やっぱり野球はその時だけの限定採用で姿を消す運命にある。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)