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今クール(10~12月期)に放送されている沢尻エリカ主演連続テレビドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系、
水曜22時~)が大苦戦している。第1話放送回(10月15日)の平均視聴率8.8%(関東地区/ビデオリサーチ調べ、以下同)
からほぼ右肩下がりを続け、今年4~6月に土曜23時台で放送されてからわずか3カ月での続編に局内からも期待が高かっただけに、意外な結果が出てしまった。
同時間帯放送の綾瀬はるか主演ドラマ『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)の平均視聴率は第1話放送回(14.3%)から右肩上がりの好調を維持しており、
明暗が分かれた。フジテレビ局関係者が話す。
「フジの亀山千広社長は沢尻の能力を高く評価しているし、大のお気に入り。そのため、シリーズ1から異例のスパンでの続編となったが、
今の綾瀬と沢尻では人気に差がありすぎる。主演女優だけが視聴率に影響を及ぼすわけではないが、大事な要素の一つであることに間違いはない。
しかも、ドラマの第1話視聴率は特にキャスト陣の力が大きい。綾瀬とぶつかっていなければ視聴率2ケタには届いたかもしれないが、これが今の沢尻の力でしょう」
通常、続編は『HERO』(フジテレビ系)や『相棒』(テレビ朝日系)のように、高視聴率を稼いだドラマにだけ許されるものだが、
なぜ『ファーストクラス』の続編が放送される運びとなったのだろうか。
「前クールの『HERO』が第1話が26.5%、今クールの『相棒』が同19.8%という平均視聴率を叩き出したように、続編の第1話は視聴者の期待が大きく、
高い数字が出る傾向にあります。それにもかかわらず、『ファーストクラス』は1ケタに終わった。それだけ期待されておらず、
そもそも続編をつくるだけのドラマではなかったと図らずも証明してしまった。たしかに、前シリーズの放送枠だった土曜23時台では、
2012年のドラマ枠復活以降で最高となる全話平均視聴率7.95%を残しました。
しかし、それはあくまで『土曜23時台なのに』という注釈付き。2ケタは最終回のみで23時台で全話平均2ケタに乗れば続編を考えるのもわかりますが、
8%にも満たない数字で世間的にもそれほど話題になったわけでもない。フジ局内にも『なぜ今、沢尻主演の続編がつくられたのか……』と不思議がる声も多い。
今回の数字を見れば、あくまで“作られた人気”だったとわかるでしょう。図らずも沢尻の“賞味期限切れ”を世間に印象付ける結果となってしまいました」(同)
また、別のフジテレビ関係者も「そもそもなぜ今プライム帯で沢尻主演ドラマをやる必要があるのか。そして人気絶頂の綾瀬の対抗馬として沢尻を持ってきたのか。
こうしたセンスのなさに、ウチの視聴率低迷の原因が見て取れます」と語る。
地上波プライム帯での連続ドラマ主演は『タイヨウのうた』(TBS系)以来8年ぶりとなった沢尻。長過ぎたブランクを埋めるのは、容易ではない。
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