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競技によって選手の体格はさまざまである。陸上ひとつ取っても、長距離選手はスラリとした人が多いし、短距離選手は筋肉隆々。
投擲（とうてき）などは、熊が目の前に現れても勝てるのではないか、と思わせるほどガッチリしている。
おかげさまで、多くのアスリートを間近で取材してきた。意外に思ったのは、プロ野球選手。
記者の前で平気で着替える選手たちを何度も目撃し「案外プヨプヨしてるな」と失礼ながら感じてしまった。
投手は持久力が必要なのか、野手に比べてよりその傾向が強い。
ずっと走り続けるサッカーなどとは異なり、必要な筋肉が違うのかもしれない。もちろん選手によってさまざまではある…。
記者も女である。男性アスリートの顔や体格には、どうしたって目が向いてしまう。
そんななか、総合的にひかれる体格の選手が多くいる競技がある。競泳だ。
全体的にしなやかな筋肉を持ち、足首はキュッと引き締まり、ふくらはぎには強力なキックを生む筋肉がムチッとついている。
上半身は水をかいて進むため、特に胸筋と上腕が発達している。女子が理想とするボン・キュッ・ボンの男子版が、まさに競泳の会場ではウロウロしているのである。
水着一枚の世界。見たくなくたって、取材していれば目に入る。
平泳ぎで五輪２大会連続２冠の北島康介は本当に美脚だし、バタフライを専門とし、
２０１３年の世界水泳４００メートル個人メドレーで金メダルを獲得した瀬戸大也の胸筋は、パ～ンと張っている。
０・１秒でも速く泳ぐために日々トレーニングを積む選手たち。努力のたまものが体に現れているのを感じられるのは、やっぱり直接会場で見るからである。
今ひとつ、スポーツに接点がないという女子も多くいると思う。それでも顔が格好いい、体格がステキなどの理由からその選手を応援するのは、立派な理由。
選手にとっては、ファンの声援が一番の力となる。ぜひとも、スポーツの試合会場に足を運び、テレビ画面からでは分からない選手の魅力に触れてもらいたい。
12月9日(火)11時0分配信
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)