14/11/29 06:44:54.69 0
衆院選をテーマにしたテレビ朝日系の討論番組「朝まで生テレビ!」(29日未明放送)で、パネリストとして出演予定だった評論家の荻上チキさんが
「質問が一つの党に偏り公平性を担保できなくなる恐れがある」などとしてテレ朝側から出演を取り消されていたことが28日、荻上さんへの取材で分かった。
ほかにタレントの小島慶子さんの出演も取りやめになっており、パネリストは政治家のみとなった。
荻上さんは「議員だけでないと中立性を保てないというのでは、討論番組の幅を狭めてしまう」と疑問を呈している。
テレビ朝日広報部は「放送に至る過程については、従来お話ししていません」としている。
衆院選のテレビ報道をめぐっては自民党が、出演者の選定や街頭インタビューなど具体的な項目を挙げ、
選挙期間中の報道の公平性を確保するよう求める文書を、解散前日の20日付で在京各局に渡していた。
荻上さんによると、衆院が解散された21日に出演を依頼されたが、27日に「局の方針で決まった。
文化人枠を入れるのを取りやめた」と番組スタッフから告げられたという。
「朝まで生テレビ!」は田原総一朗さんを司会に、意見の分かれるテーマについて徹底討論する生放送の番組。
選挙をテーマにした回では、各党の議員に評論家らが加わるのが通例で、昨年の参院選の際も、荻上さんとジャーナリストの津田大介さんが参加していた。(共同)
URLリンク(www.nikkansports.com)