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競泳の世界短水路選手権(12月3日開幕、ドーハ)に臨む日本代表が11日、都内で合宿を公開。
9月の仁川アジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴されながら無実を訴えた冨田尚弥(25)について、
平井伯昌ヘッドコーチ(HC、51)は、代表選手から支援を希望する声があったことを明かした。
男女31人による合宿は10日にスタート。
6日に冨田が弁護士同席で弁明会見を開いてからは初の集合で、平井HCによると、一部選手が「何かできることがあれば」と申し出たという。
「もちろん私を含めて信じたい。ただ冨田選手の会見内容から、今は何ができるかと考えれば難しい。選手には『何かあれば協力してもらうよ』と言いました」と説明した。
日本水連では事件の反省から、より選手と意思疎通を図るために今回は男女それぞれにHCを置いた。
アジア大会監督として水連にけん責処分を科された平井HCは、監督を務める東洋大で本格的な指導を10月30日まで自粛していた。冨田問題の余波は続いている。
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