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跡地活用案 民意聴き仕切り直しを -中国新聞 2007.8.24
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
■商店街 -集客力を重視
■市民団体-案の魅力 乏しさ指摘
広島市民球場(中区)の跡地活用策について、市の選考委員会が二十三日、「最優秀案なし」の結論を
出した。都心活性化に期待を寄せる関係者からは、市の慎重な対応や議論の仕切り直しを求める声な
どが上がった。(金谷明彦、石川昌義)
「これではだめだという民意を、選考委は無視できなかった」。跡地活用について独自アンケートをした
市中央部商店街振興組合連合会の望月利昭理事長は分析する。回答した百四十五人のほぼ半数が
「(最終三案は)どれもふさわしくない」としたアンケート結果を二十二日、市に提出したばかり。
「にぎわいにつながらない施設を市民は求めていない。一からやり直しだ」と語気を強める。
広島商工会議所の宇田誠会頭は報告内容について「市民が何を望んでいるかを受け止めて選考した結
果なのか危惧(きぐ)している」と指摘。「未来志向に立った元気な広島を象徴するゾーンとして、市長が
公約した年間百五十万人の集客を実現してほしい」と求めた。
市民グループ「カープと市民球場はみんなの宝物」メンバーの藤田英夫さん(48)は「正直に言って、ど
の案もぱっとしなかった」と厳しい。「市民球場に愛着を持つファンや市民の声を、市はしっかりと受け止め
てほしい」と強調した。
広島地域の都市デザインに詳しい都市計画家の松波龍一さん(60)は、最優秀案決定を見送った選考
委の判断を「新施設にワクワク感を抱いていない市民ムードの表れ。都市公園法の枠内に内容を制限し
た結果、アイデアが委縮してしまった」と指摘する。