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インテルは現地時間23日、前会長であるマッシモ・モラッティ氏が名誉会長を辞任したことを発表した。
これで、モラッティは完全にインテルから離れることとなる。
モラッティは95年2月にインテル会長に就任。
以降、積極的な補強とクラブ愛溢れる発言でファンに愛されてきた。
同会長が獲得した主な選手は前キャプテンのハビエル・サネッティ、ロベルト・バッジョ、
ロナウド、アルバロ・レコバ、ルイス・フィーゴなど。
また、2006年に発覚したカルチョーポリ(審判買収疑惑)以降、
インテルはセリエAの王者に君臨し、5連覇を達成した。
2010年には現チェルシーの指揮官であるジョセ・モウリーニョ監督の下、チャンピオンズリーグを制覇した。
モラッティ氏が会長を務めた1995年から2013年までの間
(2004年から2006年はジャチント・ファッケッティ氏が会長を務めた)に
インテルが獲得したタイトルは実に15に及んだ。
2013年11月にインドネシア人のエリック・トヒルが会長に就任してから、
モラッティ氏は名誉会長を務めていた。
現在、インテルはセリエAで9位と停滞中。トヒル会長の下、
巻き返しを図ることは出来るのだろうか。
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