14/10/18 22:10:41.02 0
落合博満GM、谷繁元信兼任監督という新体制で今季に臨んだ中日ドラゴンズは、
結局一度も優勝争いに絡めず、CS進出も逃した。
ところがどっこい、オフの裏舞台では、再び主役に躍り出ようとしている。
本誌が入手した情報によれば、落合GMがイチロー&川崎宗則のW獲得に動いているというのだ。
その橋頭堡として敢行しているのが、16億円の“資金捻出”だという--。
「2年前にも中日は地元愛知県出身のイチロー獲得に動いたことがあった。
しかし、イチローがメジャーで日米通算4000本安打にこだわったのと、高額契約が障害となって実現しなかった。
落合GMも以前はドラゴンズにイチローはいらない、とケンモホロロでした。ところが、にわかに発言を修正し始めている。
イチローをいらないと言ったのはバッティングのことではなく、高額過ぎて手が出せない、という意味だと。
『打撃の基本は川上哲治さんと前田智徳。これは変わらない。王さんやイチロー、オレのは、誰もまねができない』。
このように言ってイチローを王氏や自身のレベルまで引き上げています」(中日担当記者)
落合氏がGMに就任前の中日総年俸は32億7140万円(2013年、巨人に次ぐ2位)。それを昨オフ、
次期監督候補だった井上一樹打撃コーチや鈴木孝政二軍監督をはじめ、球団功労者の宇野勝、川又米利、
彦野利勝などコーチ12人のクビを切り、ベテランの山崎武司も現役引退に追い込んだ。
さらに主砲・和田一浩外野手は8000万円、エース・吉見一起は1億1600万円など総額8億円のコストカットを行い、
外国人選手を含めた今季の総年俸を26億6000万円(同4位)まで減らした。
これで下げ止まりとはならず、落合GMは昨オフと同額8億円、計16億円にも及ぶコストカットをもくろんでいるという。
10月1日に小田幸平捕手をはじめ、辻孟彦投手、井上公志投手、矢地健人投手、田中大輔捕手、中田亮二内野手、
森越祐人内野手、井藤真吾外野手、堂上剛裕外野手、育成の宋相勲外野手の10選手に、
来季の選手契約を結ばない旨を伝えた。
「昨オフのコストカットの中心はコーチ陣でしたが、今年は選手中心です。
15~20人くらいはクビになるんじゃないか、とみんなビクビクしている。戦力外通告の第1次通告期間は10月1日から
全球団のシーズン終了翌日までで、第2次はCS終了翌日から日本シリーズ終了翌日です。
ドラゴンズは9日からナゴヤ球場で秋季練習を始める予定ですが、こんなピリピリしたムードでは練習にならないのでは…」
(中日OBの野球解説者)
これほど落合GMが非情に徹しているのは、ある大きな目的を達成するためだという。
白井文吾オーナーが落合氏をGMに起用し、イチローや川崎とも人脈を持つ新聞記者出身の西山和夫氏を
球団代表に送り込んだのも、実はそこに狙いがある。
「朝日新聞とともに一部保守層からバッシングを受ける中日新聞社にとって、最優先課題はペナント奪還にも
増して人気の回復と球団財政の再建にある。今季は一度も優勝争いに加われなかったこともあり、
観客動員数が200万人に届かず、20億円近い赤字が予想される。そこで中日新聞社首脳は2年かけて球団のリストラを
断行し、これまでとはまるっきり違う斬新なドラゴンズを作ることでイメージを一新し、再生を図ろうと。
その役目を落合氏に託したのです」(中日新聞関係者)
それが“イチロー中日”なのだという。
シーズン102安打で終わったイチローは、今季でヤンキースとの2年契約が満了する。
メジャー通算3000本安打まで「残り156本」に迫っていることもあり、来季もメジャーでプレーを続けたい気持ちに
変わりはないものの、ヤンキースは再契約を結ばない方針。
メッツとパドレスが興味を示しているというが、今季と同じ6億5000万円の高額年俸は望みようがない。
場合によってはマイナー契約を余儀なくされ、そうなれば年俸は500万円。メジャーに昇格しても最低保証額の7200万円程度だ。
それなら、条件面ではるかに有利な日本球界に復帰する可能性はある。
「中日は5億円をベースに交渉をスタートさせる腹です。さらにイチローの弟分の川崎もセットで獲得する方針を、
チチロー氏(父・鈴木宣之氏)を通じて伝えているそうです。イチロー夫妻はナゴヤドームに30分で通える名古屋空港近くに
豪邸を建てており、イチロー記念館もある。最後は故郷で野球を--と外堀から話を進め、一気にまとめようとしているようです」
(スポーツ紙デスク)
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