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２０１９年ラグビーワールドカップ（Ｗ杯）開催都市に立候補する釜石市は１４日、
釜石開催に伴う市単独の負担額が９億７７００万～６億３４００万円になる見通しを市議会全員協議会で明らかにした。
東日本大震災の津波で全壊した鵜住居小、釜石東中跡地に建設する競技場（仮設を含め観客席１万５０００人）の全体事業費は約２７億２０００万円。
復興交付金や日本スポーツ振興センターが新たに創設する助成金を活用した場合、市の負担は約９億７７００万円と試算した。
新たに山側に敷地を造成する市単独事業に国の助成金が認められれば、市負担は約６億３４００万円に減る。ほかに大会運営費の市負担もある。
市議からは市の財政負担の重さに懸念の声があった。
野田武則は岩手県や民間の寄付など市の負担軽減に努めるとした上で
「（ラグビーの聖地）釜石だからできること。多少無理してもやるべきだ」と強調した。
立候補を検討する仙台市について釜石市教委は「東北を一緒に盛り上げようと声を掛けている」と述べた。
市は立候補締め切りの今月末までに申請書を大会組織委に提出。来年３月に開催地が決定する。
10月15日(水)9時47分配信
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