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ヤクルトの本拠地、神宮球場が今オフに２００８年以来、
７年ぶりとなる人工芝の全面張り替えとマウンドの改修工事を行うことが１３日、分かった。
新人工芝は選手の下半身の負担を減らし、またマウンドの形状については投手陣の意見を取り入れる案も浮上。
推定総額３億円をかけて環境を整え、真中満監督（４３）の就任１年目のＶを後押しする。
２年連続最下位からの脱出は、まず“足もと固め”から－。
新生ヤクルトが本拠地のバックアップを得て、チーム再建の一歩を踏み出す。
今オフに神宮球場のグラウンド内の改修工事を行うことが判明した。
今回は人工芝の全面張り替えとマウンドの改修がメーンで、
来年２月のキャンプ終了までにリニューアルを完了する予定だ。
人工芝の張り替えは、全面改修工事を行った２００８年以来、７年ぶりとなる。
「新しい芝は東京ドームのような最新型と聞いている。故障予防の点からも、
選手にとって非常に大きいと思う」と球団幹部。
今季からリニューアルした巨人の本拠地・東京ドームは「フィールドターフ」の進化型を使用し、
パイル（人工芝の繊維）の長さ６・３センチ、厚みが１３０ミクロンと衝撃吸収力に優れたもの。
総工費約３億円をかけて工事しており、神宮球場も同規模の大改修となりそうだ。
神宮球場は１２球団の本拠地の中で、最も使用頻度が高い球場だ。
デーゲームで学生野球を行い、そのままナイターでヤクルト戦を行うこともたびたび。
ダメージの蓄積によって芝は荒れた状態で、打球のイレギュラーも多かった。
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