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以前より治療現場などで耳にする言葉として、次のようなものがある。
「野球をやっている人は、どのスポーツも人並み以上にこなす」。
実際、体育の授業などでレクリエーション的に他スポーツをやった場合でも、野球部出身の選手が難なくこなしてみせるケースはよく聞く。
対して、他のスポーツ出身の選手で同様のケースを聞くことはそれほど多くない。こうした言葉が生まれる背景には、どういうものがあるのだろうか?
まずは、サッカーと野球の競技特性から考えてみたい。
サッカーは、刻一刻と変化する環境に対し、臨機応変に対応することが求められる比較的“動的”なスポーツだ。
ボールと自分との関係、敵・味方双方の選手との関係、試合展開など様々な要素が関わり、
必ずしも正しい動きでなくても対応できる・せざるを得ないケースが多い。
比較すると、野球は1球ごとにプレーが止まり、投手は常に決められた動作でプレーを開始し、
打者も比較的決められた動作を行う“静的”なスポーツであるといえる。
一見すると、サッカーのほうがより難易度が高く、より高度な身体能力が求められるように思える。
しかし、実際はそうではない。確かに運動の難易度は野球のほうが低いが、野球は“ベストのフォームができるか否か”がパフォーマンスに大きく影響する。
ベストのフォームを反復して行うためには、高度な身体操作が求められる。
特に松坂大輔の登場以降フォームの分析は一層進み、現在の野球の教則本ではフォームに関する書籍が多い。
それに対し、サッカーの教則本において正しい身体の使い方・フォームを指摘するものは少なく、
多くを占めるのは戦術本という傾向があるように思う。
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