14/10/12 17:41:49.33 0
子供の体力は50年前より伸びたが、ピーク時には及ばず。
文部科学省は12日、体育の日に合わせ2013年度の体力・運動能力調査結果を公表した。
1964年の東京オリンピックから50年になることを受け、当時の成績と比較。
小学生ではボール投げの記録は大幅に低下したが、握力や50メートル走のタイムはやや向上した。
子供の体力はここ数年改善傾向にあるものの、ピークだった85年ごろからはかなり低く、
同省は「2020年の東京五輪を目標に、ピーク時の水準に戻したい」と話している。
体力調査は東京五輪を機に始まり、現在は全国の6~79歳の男女を対象に50メートル走や立ち幅跳びなど6~8種目の記録を比べている。
小6で50年前と共通する4種目を比べると、握力は男子で0.6キロ、女子で1.5キロ向上。50メートル走は男子で0.06秒、
女子で0.18秒タイムが縮まった。ただ、ピークとの比較では50メートル走は男子で0.3秒、女子で0.21秒遅くなり、
握力も男子で2.1キロ、女子で1.2キロ低下した。同省は「食生活の変化などで体格が良くなり、記録が伸びていたが、
(ピーク時以降は)外遊びの減少などで体力が落ちた」と分析している。
ソフトボール投げの記録は一貫して下落傾向で、男子が64年度の33.4メートルから28.4メートルと大幅に低下。
女子も約2メートル落ちた。逆に反復横とびは最近になるほど記録が伸びており、今回も男子が過去3番目、女子が2番目に良かった。
野球離れでボールの投げ方を知らない子供が増える一方、バスケットボールなど横とびにつながるスポーツが普及したためと考えられるという。
文科省は「子供の体力向上には学校の体育や部活以外に、子供を外に連れ出し家族や地域で運動する機会を増やすことが重要だ」と話している。
10月12日(日)17時14分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)