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お笑いタレントの劇団ひとりが10日、テレビ朝日系のバラエティー番組「ビートたけしのいかがなもの会」
に出演し、初めて映画監督を務めて映画評論家から取材を受けた際の“上から目線”に怒りをぶちまけた。
苦笑いで聞いていたたけしも毒舌で続いた。
ひとりは雑誌のインタビューで女性評論家から「ひとりさん勉強したねー」と第1声を受け、
戸惑ったことを明かした。
その評論家からは「映画を撮れてうれしくて仕方ないっていうのがスクリーンから伝わってきました」
とも言われ、「あなたに撮らせてもらったんじゃない」という反発を覚えたという。
ひとりが監督の先輩であるたけしに聞くと、「ほめてくれたのは淀川さんだけだった」とたけしは振り返った。
淀川長治氏は「たけちゃん、映画、いいね」と高評価だったが「あとは全部ぼろかすだった」という。
たけしは「評論家って監督やりたかったんだよ。しょせん。自分がやったらもうちょっと違うみたいな感じでくるから。
オレなんか海外で評価されて賞をもらったらクルっと変わった。まあ、いい加減なやつだよ」と厳しい言葉。
さらに、「感性の問題だから。いい映画、悪い映画。嫌いだったらけなさなくて、いい映画だけすすめればいい。
嫌いな映画をわざと嫌いに書く必要がどこにあるんだ」と早口でまくしたてた。
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