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韓国メディア・東亜日報の中国語電子版は３日、仁川アジア大会について外国メディアの記者が５点満点中４点を超える高い評価を付けたと報じた。
記事は、今大会に対する外国メディアの批判的な報道は、韓国国内ほど多くはなかったとしたうえで、
大会のメディアセンターなどで出会った２５人の外国メディア記者に対して匿名調査を実施した結果を紹介した。
調査は全部で７項目について行われ、もっとも評価が高かったのが「試合会場の設備」だったという。
記事は、ある日本メディア記者が「１０年あまりで多くの総合大会を見てきたが、仁川のメインスタジアムより良かった場所はいくつかしかない」と回答したことを挙げた。
もっとも良かった会場はメインスタジアムが１５票で１位となった。一方で、悪いとの回答がもっとも多かったのがクリケット会場だった。
バングラディッシュの記者からは「見たところ、クリケットの試合を理解しないで作ったようだ」との厳しい意見が出た。
仁川市民の態度についても良い結果が得られた。市民による外国人への親切な態度が深く印象に残ったようだ。
一方で、交通や飲食に対する評価はほとんどが２点前後の回答。シャトルバスの運行時間の乱れ、予告のない行き先変更、
取材中に軽食が取れる場所すらなかったことなどがおもな不満要素だ。中国人記者からは「人生でこれほど頻繁にカップラーメンを食べたことはない」との声もあった。
大会スタッフとのコミュニケーションについては、国際イベントであるにもかかわらず、英語の出来る人が少なすぎるとの不満も。
さらには、案内板の英語表記ミスがいたるところにあったことも指摘された。
「今大会について良いイメージを持っている。２０１８年平昌冬季五輪でも取材に来たい」という項目は、平均４．４６点という高得点が得られた。
2014年10月6日 21時41分
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