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本田は「確固たる地位を築いた」
ACミランのMF本田圭佑は、28日のチェゼーナ戦の前半19分、右CKで同点弾をアシストした。
4-2-3-1システムの右MFで先発出場し、後半30分までプレーした。試合は1-1の引き分けに終わったが、
辛辣な地元メディアは「確固たる地位を築いた」と高く評価した。
セリエBからの昇格組相手に勝てなかったことからミランの選手が全体的に評価を下げる中、ミラン番の記者たちは本田に及第点を与えた。
イタリアテレビ局「7ゴールドTV」の番記者、パオロ・ヴィンチ氏は「試合開始直後はとてもよかった。素晴らしいFKもみせたし、
ラミに決定的なCKでアシストもした。前半はとてもいい動きだった。今季は違う本田をみている」と、褒め上げた。
不振を極めた昨季と同じシステム、同じポジションだったが、今季は新生本田を見せつけている。
だが、「エンポリ戦はよりいいプレーだった」と同点弾を決めた前節エンポリ戦でのパフォーマンスを上回るものではなかったという。その理由はチームにも問題もあると指摘する。
「後半ミランは全体的に調子が落ちた。攻撃でのスピード、サイドでの必要な運動量も十分ではなかった。東京の日本の友よ、満足していいよ。本田はもう確固とした地位を築いた」
日本のフットボールファンに、本田は名門再建を目指すミランで立ち位置を築いたと太鼓判を押す。そして、本田には及第点の6点を与えている。
一般紙「ラ・レプブリカ」のエンリコ・クロ記者は「攻撃では唯一いいプレーをしたのが本田だった。他の選手たちはひどかった」と言い、
この日の前線4人で際立ったプレーをしていたと言及する。
「そして、交代は退場者が出たからにすぎない」と分析し、パフォーマンスによるものではなく、あくまで戦術的な理由で後半30分に退いたと語っている。
本田の評価はやはり6点だった。
厳しい声も一定の評価
背番号「10」を背負う特別な立場ゆえ、当然厳しい意見もある。「トゥット・スポルト」紙の番記者、
ステファノ・パスクイーノ記者は「前半はいいプレーをしたが、後半は消えていたね…」と口にする。
前後半でのパフォーマンスの質の違いにバッサリと切り込んだが、それでも評価は6点だった。格下相手に引き分けに終わったが、満場一致で及第点を手にした。
リーグ5試合で3得点2アシストと結果を積み重ねてきた。本田は毀誉褒貶(きよほうへん)の激しいカルチョの国のメディアからも安定した評価を勝ちうるようになってきた。
9月29日(月)12時45分配信
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)