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韓国・仁川で28日に行われたアジア大会サッカー男子準々決勝の日韓戦で、
観客席に初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した安重根(アン・ジュングン)の肖像画が掲げられた問題で、
日本選手団の田嶋幸三副団長は29日、大会組織委員会に再発防止を求める意見書を提出したことを明らかにした。
韓国では昨年7月にも、ソウルで行われたサッカー日韓戦で同様の問題が起きた。
安重根の巨大な幕と「歴史を忘れた民族に未来はない」と日本を非難する横断幕が広げられ、
日本サッカー協会が主催する東アジア・サッカー連盟に抗議文を出していた。
今回の肖像画も韓国サポーターが持ち込んだものだが、昨年よりも小さく、両国のサポーターの間では混乱はなかったもようだ。
この問題について韓国の一部メディアは29日、日本での反応を交えて簡単に報じた。
しかし、中には「安重根義士の肖像画再登場に日本が言いがかり」(文化日報)をつけたとし、
韓国サポーターの一方的な“政治色”の極めて強い行為は棚に上げ、逆に日本を批判する論調もみられた。
同紙はさらに、「昨年7月には、少数の日本の観衆が試合開始前に旭日旗を振り、
これに対し(韓国側から)安義士の肖像画が掲げられた」と正当化している。
9月30日(火)7時55分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)