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米スポーツ用品大手のナイキ<NKE.N>が25日発表した第1・四半期(6─8月)決算は、欧州で販売が好調だったほか、「フライニット」のサッカーシューズなど利益率の高い商品の販売に注力したことが奏功し、利益・売上高がともに予想を上回った。
第1・四半期の純利益は、前年同期の7億7900万ドル(1株0.86ドル)から9億6200万ドル(1.09ドル)に増加した。
売上高は69億7000万ドルから79億8000万ドルに急増。
トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの予想平均は1株利益が0.88ドル、売上高が78億3000万ドルだった。
地域別の売上高は北米が12%増、西欧が為替変動の影響を除いて25%増、新興国市場が10%増となった。
6、7月に開かれたサッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、ナイキは初めてスポンサーチーム数でライバルの独アディダス<ADSGn.DE>を制していた。
ワールドカップでナイキの靴を履いていた選手は、他社ブランドの靴を履いていた選手の合計を上回っていた。3分の1近くはフライニットを履いていた。
同社のブランド部門プレジデント、トレヴァー・エドワーズ氏は決算発表後に、サッカー部門の売上高の伸び率が2桁を記録したと明らかにした。
同社は、第2・四半期の1株当たり利益の伸び率は10%台後半になり、通年では約20%に達するとの見通しを示した。
粗利益率は前年同期の44.9%から46.6%に拡大した。通年の粗利益は約125ベーシスポイント(bp)拡大すると見込んでいる。
決算を好感し、ナイキ株は時間外取引で一時6.5%上昇した。
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