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仁川アジア大会サッカー男子で、釜石市出身の三浦俊也監督率いるベトナム代表が快進撃を続けている。
「組織的な攻撃と守備」をテーマに掲げ、ベトナムサッカーの底上げに心血を注ぐ51歳の指揮官。
史上初の8強入りを懸けた26日の決勝トーナメント1回戦を前に
「ベトナムサッカー協会から『勝てば新しい歴史だ』と言われた。もちろん勝ちたい」と闘志を燃やしている。
1次リーグH組のベトナムは初戦でアジアの強豪イランを4-1で破った。
「勝つことより、どこまで通じるかと思って臨んだ」。快勝で勢いに乗ると、
キルギスも下して同組1位突破を決めた。「満足できる結果だ」と手応えをつかんだ。
日本サッカー協会を通じて、ベトナム協会から打診があったのがきっかけで、ことし5月、代表監督に就任した。
任期は2年で、2016年リオデジャネイロ五輪を目指すU-23(23歳以下)代表監督も兼ねている。
Jリーグでは札幌、神戸、甲府などで通算11季、監督を務めた。選手の海外移籍が珍しくなくなった中、
「(指導者を求める)市場は世界中にある。海外に行きたい」。日頃から英語力を磨き、準備を整えていた。
ベトナムでは言葉が最大の壁だ。日本語の通訳がおらず、英語の通訳を介して選手に指示を出している。
「シンプルで分かりやすいことしか言わない」。逆に、やるべきことが明確になった。
ベトナム人選手について「日本人と比べると走れず、ぶつかり合うのが嫌い。今後、改善したい」と言う一方、
「アジリティー(敏しょう性)やテクニックはまあまあ。体の特性は日本人と似ている。指導していて違和感はない」とも感じる。
念願の海外挑戦で好スタートを切った。
「将来はワールドカップやアジア・チャンピオンズリーグに出場するチームを率いたい」。夢への一歩を踏み出した。
河北新報 9月25日(木)9時53分配信
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