14/09/11 07:29:44.19 0
高校野球には光と影がある。
有力校には、甲子園で輝く部員がいる一方で、夢破れてスタンドから見つめる部員もいる。
昨春のセンバツで準優勝し、エース安楽の存在で全国的に注目された済美高の影は暗すぎた。
常習的ないじめを、指導者・学校が全く把握できていなかった事実は重い。
残留組を指導するコーチらが一人もいなかったことは、選手を見捨てたに等しい。
ある有力校の監督は「部員と毎日会話を交わそうとしているが、1日30人が限度」という。
90人部員がいれば、3人以上の指導者が必要ということだ。
済美はもともと、退部する生徒が多いと聞く。処分の対象とならない小さな不祥事もあったという。
「来る者は拒まず、去る者は追わず」といえば聞こえがいいが、技術指導ばかりで、臭い物にふたをする体質だったのではないか。
いじめの被害者である1年生も、来秋まで対外試合の機会を奪われる。過去には処分が軽減された例もあり、
個人的には被害者を救済してほしい。それでも、学校と野球部の体質改善が第一だろう。 (アマ野球担当・赤堀宏幸)
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