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サッカーのJ3昇格を目指して今季、日本フットボールリーグ（JFL）に初参戦したアスルクラロ沼津。
成績は下位に低迷しているものの、地域密着型の集客戦略を展開し、観客動員では健闘している。
ホームゲーム平均観客数は、約1700人で、リーグ平均の約800人を大幅に上回り、リーグ14チーム中3位。
「観客数リーグ1位」がチームの目標で、ゲーム主将の尾崎瑛一郎（29）は「観客を増やすには、試合に勝つことが一番」と自らに言い聞かせる。
J3昇格には、成績はもちろん、ホームゲームで平均2000人以上の集客も求められる。
5月のホームゲームでは試合後、選手が沼津特産のアジの干物を手渡すファンサービスも行った。
山本浩義社長は「地域との密着度はJ1のチームにも負けたくない」と、ファンを開拓するホームタウン活動に力を注ぐ。
選手はスタッフと共に地域のイベントに積極的に顔を出し、地元の特別支援学校や高齢者施設にも足を運ぶ。
JFL参戦に当たってチームはJリーグ経験者を中心に選手を大幅に入れ替え、上位を狙ったが、
チームは第1ステージ7位、第2ステージは11位（9月8日現在）。
ホーム、アウェー問わず応援に駆け付けるサポーターの沼津市の男性会社員（41）は「勝つところを見たい。県東部初のプロチームになってほしい」
と選手の奮起を促す。尾崎は「大きな声援を力に変えて、勝ちにこだわっていきたい」と巻き返しを誓う。
静岡新聞 9月10日(水)14時28分配信
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)