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キリンチャレンジ杯(9日、日本2-2ベネズエラ、日産スタジアム)
豪快に笑い飛ばしたようで、その目は冷え切っていた。初陣のウルグアイ戦に続き、就任後2試合目も凡ミスから2点を献上。
「またゴールをプレゼントしましたね」との厳しい質問に、アギーレ監督は「エ~ッヘヘ」とわざとらしく声を張り上げた。
「ミスの一番の責任者は私です。親善試合のミスを喜びたい。(来年1月の)アジア杯では起らないことを願う」
失点につながるミスを犯したDF水本、GK川島の名を挙げることは避けたが、額面通りのコメントではない。
9月から6試合続く親善試合はアジア杯に向けた選手選考を兼ねる。
10月のジャマイカ戦、ブラジル戦に向けて「次の招集リストをごらんになれば誰が良くて、良くなかったか分かると思う」と、
今回の2試合で“代表失格”の烙印(らくいん)を押した選手がいることをほのめかした。
試合中は落ち込むチームに拍手を送り、鼓舞し続けた。
後半13分にPKを献上した水本がベンチに近寄ると、ほおをたたいて闘魂注入。
同26分に川島が簡単なシュートをファンブルした場面では、
首を振ってベンチに座り込んだが1分後に飛び出して指示を出した。
その一方で、ウルグアイ戦でミスから失点を許したDF坂井、
DF酒井宏には一度もアップを命じることはなかった。
前半は相手のプレスが激しいと見るや、後半はロングボール主体の攻撃に切り替えた。
途中起用したFW武藤がカウンターからゴールを決めるなど采配的中。
「これからまだまだ仕事しないといけない」。アギーレ流のチーム作りは始まったばかりだ。 (浅井武)
★2試合で18人を起用
招集メンバー23人中、MF長谷部が左膝痛で離脱して22人で2試合に臨んだ。
5日のウルグアイ戦は代表初招集のFW皆川、DF坂井が先発するなど計15人が出場。
トラップミスから失点に絡んだ坂井は「チームに戻って頑張りたい」と力不足を口にした。
ベネズエラ戦は先発5人が入れ替わったが、大迫と柿谷は前半のみで交代。
2試合通じて出場機会なしはGK西川、GK林、DF松原、MF扇原。アギーレ監督は「練習では見ている」と説明した。
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