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JR東静岡駅周辺の再開発にからみ、川勝平太知事は8日の定例会見で、
静岡市の市有地の活用方法について、「サッカー場をつくればいい」と述べた。
これに対し、静岡市は第3次総合計画案の中で、市有地には「文化・スポーツの殿堂の整備を目指す」としており、
多目的アリーナ整備の夢を捨てていない。
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またこの日は、東静岡周辺の整備に関する県の有識者会議の初会合も開かれた。
委員からは、東静岡地区と日本平地区を結ぶ交通網整備への要望が強く出されるなど、
東静岡のさらなる発展への期待が強く打ち出された。
一方で、市有地の活用方法が何年も決まっていないこともあり、
「東静岡は日本平への玄関口にはならない」「プロジェクトの時間軸はどう考えるのか」などと、
将来性について懐疑的な意見も出された。
東静岡地区の市有地について静岡市は一時、各種スポーツやイベントに利用できる多目的アリーナの建設を目指したが、
県が近隣に新草薙体育館の建設を決めたこともあって頓挫。
一方で、清水エスパルスや市体育協会などからは、サッカースタジアム建設を求める要望書が出されており、活用方法は決まっていない。
川勝知事は、サッカースタジアムを推す理由として、「今の清水エスパルスのホームグラウンドは、国際基準を満たしていない。
一方で、アリーナについては、草薙新体育館ができればバスケットコートが4面とれるようになる。
いまさらアリーナはない。どっちつかずではダメだ」と、静岡市の決断を促した。
これを受けて田辺市長は「アリーナで文化的機能を持たせることも必要。市の独り善がりではいけないというのが現状だ」と、
多目的アリーナとサッカースタジアムの両にらみで活用計画を検討していると強調。
「この2年間議論してきた。今決め打ちすべきかについては、慎重に議論しなければならない」と、決定にはさらに時間が必要だとの考えを示した。
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