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スター選手、続々加入＝米サッカー熱沸騰
【ニューヨーク時事】かつてサッカー不毛の地と呼ばれた米国で、人気が高まっている。
欧州の強豪クラブのプレシーズンマッチがこの夏各地で開催され、８月２日のミシガン州アナーバーでの
マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）－レアル・マドリード（スペイン）戦では
米サッカー史上最多の約１０万９０００人を動員。インテル・ミラノ（イタリア）の長友佑都は
「来るたびに人気が増していると感じる。大好きな国なのでうれしい」と変化を実感した。
ワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会の視聴率も高かった。大リーグのクラブハウスでは
各国の代表のユニホームを着て応援する姿も見られた。初のブラジル出身メジャーリーガーとなった
インディアンスの捕手ゴームズは「応援合戦は大盛り上がりだったよ」と笑った。
メジャーリーグ・サッカー（ＭＬＳ）も盛況。ベッカム（イングランド）、アンリ（フランス）といった
スター選手を積極的に獲得し、人気とレベルが向上。ＭＬＳ初の日本人選手で、８年目のレッドブルズの
木村光佑は「基礎技術に加え、戦術理解も爆発的に上がった。競技人口が多く、才能は抜群。
男子は途中で他のスポーツに流れるが、女子は有力なプロ競技がないので続ける。
だから世界トップにいられる」と分析している。
来年には米大リーグのヤンキースマンチェスター・シティー（イングラド）が共同出資した
ニューヨーク・シティーＦＣが新規参入。すでにランパード（イングランド）、ビリャ（スペイン）ら
元代表選手を獲得。人気沸騰の起爆剤となるか注目される。
（2014/09/02-04:43）
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米国史上最多の約１０万９０００人を集めたマンチェスターＵとＲマドリード戦＝８月２日、米ミシガン州アナーバー（ＥＰＡ＝時事）
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