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夏の全国高校野球大会が開かれている甲子園球場(西宮市)で、スマートフォン向け無料通話アプリ「LINE」を駆使して
情報交換する女子高生や好きなチームを追いかけるOLらが目立つ。こうした女性ファンを狙って特別プランを打ち出した飲食店もある。
「甲子園女子」の熱気は「カープ女子」などプロ野球ファンにも負けない。
西宮市の高校3年、藤川未来さん(18)は19日、中学時代の同級生2人と外野席に座り、スマートフォンを取り出してネットで
チームデータや過去の試合の動画をチェック。春と夏の大会の度に訪れており、「球児は球場の土産物屋などで会えるし、
気軽に握手してもらえるのも魅力」という。
特定のチームを追い続ける女性もいる。さいたま市西区の会社員、神山朋美さん(33)は、2006年から関西高校(岡山)が
出場した全試合を観戦。岡山大会や練習試合にも出かける熱の入れようで選手らとも顔見知りだ。17日の初戦も観戦したが、
関西は敗退。「3年生たちが努力する姿をずっと見てきたので、どうしても勝ってほしかった」と悔しそうだった。
球場近くの飲食店は、女性ファンの増加を商機ととらえる。阪神鳴尾駅近くの居酒屋「る主水甲子園店」は「甲子園女子会プラン」を始めた。
ナガイモのから揚げなど野菜中心のヘルシーな料理7種類で2000円。大畠雅人料理長は「この2、3年、観戦後に来店する女性が
増えている。この機会を逃さないよう、企画を考えていきたい」と意気込む。
高橋豪仁ひでさと・奈良教育大教授(スポーツ社会学)の話「高校野球には球児のひたむきさや物語性など、
プロスポーツとは違う魅力が詰まっている。普段の生活では味わえない感動に多くの女性が引きつけられているのだろう」
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)