14/08/22 21:41:52.97 0
１１月に行われる「２０１４ ＳＵＺＵＫＩ 日米野球」の記者会見が２０日、都内で行われ、タイブレーク制を含む大会規定や日程などが発表された。
出席した日本代表・侍ジャパンの小久保裕紀監督（４２）はその後、横浜ＤｅＮＡ－広島戦のテレビ解説を務めるため横浜スタジアムを訪れ、
ＤｅＮＡ・中畑清監督（６０）と“公開会談”。選手供出への熱烈協力をとりつけたが球界自体は旧態依然のまま。
日米野球、さらには３年後の第４回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）へ向け、選手選考は前途多難のようだ。
日米野球での侍ジャパンには、すでに広島・前田、オリックス・金子、同・糸井、巨人・坂本、日本ハム・中田、楽天・嶋の６選手を選出済み。
残りは今季公式戦終了後に発表されるが、小久保監督は「３年後の２０１７年ＷＢＣを見据え、経験を積んでほしい選手を入れる」と明言。
「大ベテランに声をかけることはない」と付け加えた。
もっとも、発表済みの６選手の中でも前田、金子は今オフ、ポスティングシステム（入札制度）によるメジャー移籍の可能性が取り沙汰されており
「本当に日米野球に出場していられる状況になるのか」といぶかる声がある。３年後となれば、雲をつかむような話だ。
昨春の第３回ＷＢＣでは１人も招集できなかった、日本人メジャーリーガーの動向も不鮮明。
また、小久保監督に近い関係者は「侍ジャパンを常設化したとはいうが、実情は１２球団が一枚岩とはいえないと聞いている。
主力選手の派遣を渋る球団が出てくるのではないか」と不安を隠せない。
惨敗した昨春大会の反省を踏まえ、侍ジャパンを常設化したはずの球界が旧態依然では、選手選考も難航必至だ。
そんな中、小久保監督は都内での記者会見を終えると横浜へ移動。この日、ＮＨＫ・ＢＳ１でのナイター中継解説の仕事が入っていたからだ。
試合前、中畑監督の元へあいさつに出向き「実は現役引退して解説者になってから、ハマスタに来るのは初めて」と漏らしたのを、キヨシ監督は聞き逃さなかった。
「失礼な人だな！ ＤｅＮＡを見てみようという気持ちがあれば、いつでも来られるだろう。こっちへ来なさい。公開説教だ。“こうかい先に立たず”ともいうけれど」
と一塁側ベンチに日本代表指揮官を呼びつけ、報道陣の前で対談をスタート。「一番推薦したいやつがいま故障でいない。筒香、どう？」と自軍選手を売り込んだ。
小久保監督は返答に困り苦笑い。協力的な姿勢は心底ありがたいに違いないが、昨年のＷＢＣで１２球団中唯一、供出する選手がいなかったのがＤｅＮＡ。
現状でも、日本代表の主軸を張れそうな選手は見当たらない。
ハマスタにはめったに来ない小久保監督だが、「ヤフオクドームにはよく行きます」という。福岡市在住で至近でもあるが、古巣は居心地がいいのだろう。
ソフトバンクには内川、長谷川、柳田、今宮らに故障中の松田も含め、侍ジャパンにふさわしく、３年後へ向けて伸びしろも期待できる有望選手がズラリそろっている。
小久保ジャパンの選手選考は、ソフトバンク頼みとなりそうな予感が漂っている。
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)