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日刊サイゾー 2014年08月13日19時00分
サッカー日本代表MF本田圭佑(ACミラン=イタリア)が、ミズノのスポーツアパレルブランド「SUPERSTAR」のブランドキャラクターに起用されることが
決まった。1978年に誕生した「SUPERSTAR」は、2009年秋冬まで展開されてきたミズノのスポーツブランド。今回、同ブランドのリニューアルに伴い、
ブランドキャラクターとして本田に白羽の矢が立った。
本田は「W杯を終え、新たな決意のもとリスタートしていくことを決めた私と、どこか重なりを感じています」「このブランドと共に常にこだわりを持ち、新たな
挑戦を続けていきたいと思います」などとコメント。だが、W杯グループリーグ敗退後、チームと一緒に帰国しなかった経緯もあってか、ネットユーザーらは大ブーイング。
ネット掲示板には、「本田と同じ? じゃぁミズノの製品は口先だけなんですね」「お金払って笑われるために広告出すミズノ△」「これ着れば早く走れるんじゃね?
逃げ足だけ」「元スーパースター」「本田と重なる部分は『自称スーパースター』ってところ」といった書き込みが相次いでいる。
「W杯の惨敗と一連の言動で商品価値が急落している本田をブランドキャラクターにするとは、ミズノも太っ腹ですねえ……と言いたいところですが、今回の話はたぶん
W杯前にほぼ決定していたんじゃないでしょうか。さすがにミズノも、本田がW杯で散々な結果を残してしまうとは予想していなかったのでは(笑)」(サッカーライター)
多くの広告クライアントを抱える本田だけに、W杯惨敗でクライアントの減少が予想されていたが、今回のミズノとの契約は“本田ビジネス”を継続したい彼の関係者たち
にとっては喜ばしい出来事だったに違いない。しかし、本業のほうでは相変わらず見通しは暗い。
「本田が所属するミランは親善試合が負け続きでしたが、ようやく7日のチーバス(メキシコ)戦で勝利しました。しかも、右ウイングで出場した本田が2得点に絡む活躍でした。
これにはインザーギ監督も大喜びで、本田を叩くイタリアメディアに対して『本田は過小評価されている』と発言。ただ、こうしたことがあると、日本のスポーツメディアはすぐ
に“本田礼賛”の論調に傾いてしまいがちですが、額面通りに受け取るべきではないでしょう。たまたま親善試合の1試合がいい出来なだけだし、ほかの試合では惨憺たる
出来でしたからね。やはりセリエAでプレーするには決定的にスピード不足だし、本田がレギュラーポジションを得られるとは誰も思っていないのが実際のところ」(同)
見通しが不透明なのはクラブチームだけでなく、代表チームでも同様。
「11日に日本代表監督のハビエル・アギーレ氏が来日して会見に臨みましたが、彼が代表選手に求める基準が『フォーメーションは4-3-3』『将来性のある選手』『攻守をこな
せて、守備に貢献できる選手』というもの。そう考えると、トップ下を置かないフォーメーションでは本田の居場所はないし、現在28歳の本田は4年後のロシアW杯では32歳と
すでにピークを過ぎているし、90分走り切るスタミナもないので守備に貢献できない。つまり、アギーレ監督の選出基準からことごとく外れているんです。アギーレ監督の就任は、
本田にとって厳しいものになるかもしれません」(同)
ブランドキャラクターに起用されたり、副業に精を出している場合ではないだろう。
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