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--06年にはベースを放り投げて抗議したブラウン監督(当時)をネタにしたTシャツが話題を集めた。
◆最初は「皆でベースが飛んどるTシャツを着て笑わしちゃろう」とブラウンと選手に遊び心で配ったが、思わぬ評判で自信を持った。
こういう方向でファンとコミュニケーションできるものを作れば、売り上げを見込めるのでは、とね。
グッズの売り上げは球界再編の頃が2億円ちょっと。徐々に伸びて新球場ができた時は20億円になった。
--球界全体で協力して事業展開し市場規模を拡大する必要性についてどう考えるか。
◆米大リーグは新球団を作ったことで伸びたが、(球団を増やす)エクスパンションは日本でできるわけがない。
12球団で一緒にできるビジネスのチャンスも非常に少ないと思う。唯一、可能性があるとしたら(日本代表チームに関連する)侍ジャパン事業かなあ。
--各球団が自助努力を重ね、全体の発展につなげていく、と。
◆それしかない。例えばグッズを統一したら個性のないものばかり出てくる。共有できる部分もあるが、それ以前にやることがたくさんあると思う。
--自民党が経済提言の中で掲げる16球団構想をどう考えるか。
◆先人たちが地域に根ざすために、どれくらいの歳月をかけ、血と涙と汗がにじむような努力をしてきたか。
どっかスポンサーつけてチーム作ればええ、という感覚だったら、絶対成立せんと思う。地域に愛されてこその球団じゃけえの。
うちは何かあれば県内各地域の担当が受ける仕組みで、きめ細かな対応もしている。
--これから10年間のキーワードは?
◆球場、チーム作り、育成の全てで、「進化」がキーと思う。
進化することを球団が放棄したらプロ野球界が終わる、とまでは言わん。でも、楽しそうにする人が減る可能性はある。それはよくない。
野球に興味ない人も楽しんでくれるからこの球場はにぎわっとるわけじゃけえ。