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野球部員を暴行し、肋骨を折った疑いで私立豊田大谷高(愛知県豊田市)の
野球部監督川上貴史容疑者(33)が逮捕された事件で、川上容疑者の弁護人が4日、
同容疑者が昨年7月に指導と称して他の部員を平手打ちしていたことを明らかにした。
弁護人によると、昨年7月上旬、練習中に声をしっかり出していなかった別の部員を平手で打つことを繰り返し、
その後、「立て」と言いながら軽く太ももを蹴った。
部員は練習前に教室で制服を脱いでいたことを教員に注意され、下着姿のまま練習に参加させられていたという。
弁護人は「行き過ぎた面があった。ただ指導の一貫で、私情をはさんだものではない」と話している。
一方、逮捕容疑となった昨年7月19日の野球部員への暴行に関しては、川上容疑者が脇腹などを
蹴った事実はなく、被害者の部員が骨折したとする医学的根拠がないと主張している。
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