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テレビ東京の連続ドラマ「アオイホノオ」(金曜深夜24時12分~)は暑苦しい。暑苦しすぎて笑える。
コラムニストの桧山珠美氏も「今期ドラマの中では一番の拾い物」と絶賛だ。
原作者の漫画家、島本和彦の自伝的な学園コメディーで、舞台は80年代初頭の大阪芸術大。柳楽優弥(24)が演じる主人公の焔モユル(=島本和彦)の同級生には、
後に「新世紀ヱヴァンゲリオン」を監督する庵野秀明(安田顕)や、アニメ会社「ガイナックス」の社長になる山賀博之(ムロツヨシ)らがいた。
「最近のしたり顔の草食男子と違って、当時の若者って『俺って才能がある』なんて根拠のない自信を持っていて、妙に暑苦しいでしょ。
熱血であればあるほどこっけいで笑えてしまうんですが、柳楽クンは何か吹っ切れた感じで、ノリノリで熱血キャラを演じている。
安田さんも、ムロさんも40歳前後なのに平然と大学生を演じている。
いいオッサンなのに、力業で押し切って大学生に見せています。
ドラマにはリアリティーが必要、なんて最近の風潮を無視している。
下手に媚びないところがいいですね」(桧山氏)
柳楽は04年公開の映画「誰も知らない」で、仏カンヌ国際映画祭の主演男優賞を受賞。
当時14歳で史上最年少という快挙だったが、逆にそれがプレッシャーとなり、その後は体調を崩すなどして休業状態に。
数年前は居酒屋でアルバイトするなどくすぶっていたが、昨年あたりから徐々に仕事量も増えている。
「『アオイホノオ』で復活を印象づけたと思いますね。
脚本・監督の福田雄一さんは、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズとか、映画『HK/変態仮面』などのヒット作がある。
万人受けするタイプじゃないですが、
面白がらせてやろうという熱量があって、柳楽クンをはじめとするキャストもそれに応えて振り切っている。
今期一番面白いドラマで、柳楽クンにとっても“再デビュー作”といえるんじゃないですか」(桧山氏)
このドラマ、オープニング曲がウルフルズで、エンディング曲が柴咲コウと、
音楽もひそかに豪華だ。寝苦しい夜こそ暑苦しいドラマがいい。
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