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フジテレビが6月27日付で、社員約1500人の3分の2に当たる1000人もの人事異動を敢行した。
ここ数年視聴率不振に苦しむ同局に、亀山千広社長が喝を入れた格好だ。
この異動に伴い、同局の長寿番組『めちゃ×2イケてるッ!』の総監督として名を馳せた片岡飛鳥氏が、
編成制作局バラエティ制作センターゼネラルプロデューサーに戻り、『めちゃイケ!』にも復帰した。
『めちゃイケ!』は1996年の開始から今年で18年目を迎え、3月1日放送のフジテレビ開局55周年スペシャルでは
後半の部が平均視聴率22.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)を記録。
ビートたけし、明石家さんま、『笑っていいとも!』終了を間近に控えたタモリという“お笑いビッグ3”が出演したこともあり、
高い数字を叩き出し、健在ぶりをアピールした。
しかし、この放送回以降の『めちゃイケ!』は低視聴率に悩んでいる。
「3月以降、開局55周年スペシャルを除けば、最高は11.5%(3月22日放送分。7月12日現在)。1ケタの回も珍しくなく、
5月3日放送回では6.4%まで下がってしまいました。この日はゴールデンウイークで在宅率が低かったからという見方もできますが、
通常週に戻った5月17日も7.1%と悪かった。事態は深刻といえます」(テレビ局関係者)
●番組打ち切りへの最後通告?
さらに同関係者によれば、それ以上に気になることがあるという。
「6月は、4週中1週(14日)しか放送されませんでしたが、その1週の数字が通常通りの1時間放送で8%とこれまた1ケタ。
3時間スペシャルの前後に休止ならわかるのですが、そうではない。これは、局からの信頼度が低いという証明です。
7月5日に2時間スペシャルを放送しましたが、9.2%と結果が出なかった。
昨今のテレビ業界で長時間スペシャルが増えている理由は、長く放送すればそのぶん視聴率が上昇するからであり、
ここ数年、『めちゃイケ!』も通常回では視聴率で苦戦する一方、スペシャルになると数字を稼いでいただけに、完全に尻に火がついた状態です」
そんな経緯もあり、番組立ち上げから関わってきた片岡氏が復帰し、どう立て直すかが注目される。
「片岡氏が戻ってきても、数字が回復しないようであれば、終了の可能性も十分に考えられます。
この異動は、いわば『めちゃイケ!』打ち切りへの最後通告という側面すらあるでしょう」(同)
出演陣である岡村隆史(ナインティナイン)の長期療養や、元出演者の山本圭一(極楽とんぼ)の不祥事など、
数々の番組終了の危機を乗り越えてきた『めちゃイケ!』だが、ここにきて視聴率低迷による打ち切りの危機を迎えている。
Business Journal 7月23日(水)0時28分配信
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)