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ゴジラ・シリーズはこれまで全29作つくられているが、今回の『GODZILLA ゴジラ』は屈指の出来!
ギャレス監督は1975年、イギリス出身で、「東宝の1作目の『ゴジラ』を観たのはティーンエイジャーに
なってから」という。
「英国のTV局がオンエアして、すっかり夢中になり、ビデオに録画して何度も繰り返し観たよ。
僕はSF好きで、そのなかでも、何かを語るためのメタファーとしてのSFというのが好きだった。
最初の『ゴジラ』はまさにそれだった。これは僕が勝手に思っていることなんだけど、当時の日本では
ヒロシマやナガサキについての映画はご法度だったものの、カイジュー映画というアプローチであれば
検閲を通ったんじゃないかってね。そういう“深さ”があるからこそ最初の『ゴジラ』は素晴らしいんだ」
本作でも東日本大震災や原発事故を思わせるシーンが描かれており、1作目の『ゴジラ』同様、反核の
メッセージが込められている。
「『ゴジラ』へのオマージュとしてフクシマのことや、原発は描きたいと思った。原発のある架空の街は
フクシマを意識した。『ゴジラ』が決して色褪せないのは、非常に意義のあるメッセージを発信したからだと
思う。リアルでシリアスな映画は常々メッセージ性が高いけれど、たくさんの人が観てくれるわけじゃない。
だから、こういう娯楽性の高いポピュラーな映画にメッセージを込めることは大切なんだと思う」
今回のゴジラは非常にヒロイック。今までにないクールさを誇っている。
「ヒーローというより、アンチヒーロー。役者でいうとクリント・イーストウッドのイメージ。
彼のアンチヒーローっぷりを際立たせるようにしたのには、彼がすでに有名人であるという前提があった
からなんだ。普通の映画では、主人公の旅が描かれ、数多の経験を積み重ね、最終的にはみんなの共感を
勝ち得るわけなんだが、ゴジラの場合は最初からキャラクターが出来上がっているから変わりようがない。
その解決法として僕は、観客のゴジラの見方が変わればいいと考えた。映画の出だしでは怖い存在だが、
徐々にヒロイックな存在へと変わるようにしたんだ。自然界と一緒で、たとえばハリケーンが来て家を
破壊する。でも、また太陽が現れ、草木が育つ。ゴジラと観客の関係も、こういうふうな自然と人間の関係
にしたかったんだ」
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