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ジーター有終球宴に水差した ナ先発ウエインライトの一言
2014.07.17
最後の球宴で2安打を放ったジーター(リョウ薮下撮影)【拡大】
レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)とレッドソックスの上原浩治投手(39)が好投し、
今季限りで引退するヤンキースのデレク・ジーター遊撃手(40)が2安打してア・リーグの勝利に
終わった15日(日本時間16日)のオールスターゲーム。観衆はジーターの千両役者ぶりに大興奮
だったが、1つだけ残念な騒動があった。
1回にジーターに右翼線二塁打を打たれたナ・リーグ先発のアダム・ウエインライト(32、カー
ジナルス)が登板を終えて、ジーターに投げた球は「パイプ・ショット(打ちやすい棒球)だった。
単打で終わると思ったら二塁打にされてしまった」と言ったのだ。
この発言は試合中からソーシャルメディアに取り上げられ、「球宴とはいえ、わざと打たせるのは
おかしいのではないか」と非難の声が殺到した。
米各紙の報道によると、メジャーでは大打者が引退する際、相手投手が打ちやすい球を投じて花を
持たせることは過去にもあったという。「パイプ・ショット」「グルーブ」「クッキー」などと表現
されるが、「そういう投球をしたことは決して口にしないのがメジャーの掟だ」とスターレジャー紙。
試合後、改めてインタビューを受けたウエインライトは、「まっすぐで打ち取ろうとしたと言いた
かったのに、間違った言葉遣いをしてしまった。僕はユーモアのある話をしようとしてよく失敗する。
僕の発言は処刑に値する」とすっかりしょげ返っていた。
今季12勝4敗でナ・リーグの先発投手に選ばれたウエインライトは、試合前日、「ジーターのよ
うな選手と対戦できることは大変な名誉だ」と言い、ジーターが初打席に立つとマウンド上にグラブ
を置いてしばらく観衆と一緒に拍手を送ったほどだった。
しかし、その気配りも「パイプ・ショット」の一言で台無しになってしまった。
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