14/06/27 01:23:48.33 0
(>>1の続き)
W杯直前の試合についても、岡田、ザッケローニ両監督の発想は真逆だった。
岡田ジャパンは南アフリカ大会初戦、6月14日のカメルーン戦に向けて5月30日にイングランド、6月4日にコートジボワールと練習試合
を組んだ。それぞれ1対2、0対2と敗戦はしたものの、強敵相手に試合を組むことで、選手の緊張感を高める方法を採った。
ザッケローニ監督は、最終調整の相手にキプロス、コスタリカ、ザンビアを選んだ。強い相手と対戦するのではなく、あくまで選手の
調整のための選択である。ただし、最後のザンビアとの試合は乱戦になり、大会本番に不安を感じさせる結果となった。
■試合直前は最後まで追い込む
日本の場合は大会前に一度、ギアをトップに上げた方がコンディション、そしてチーム全体が戦う雰囲気になっていく。
ロンドン・オリンピックで4位に入った関塚隆監督率いる五輪代表は、本番2カ月前にトルコ、オランダ、エジプトと対戦している。当初は、
スペインとの試合を組んでいたようだが、五輪初戦の相手となって、そのプランは変更された。
大会前に、「調整」ではなく「追い込み」をかける。その方法もまた、日本チームの組織には合っているようだった。
チーム作りに正解はない。
今回はふたつの例を取り上げてみたが、日本はワールドカップにまだ5回しか出場していない。比較するにもサンプル数が少なすぎだ。
ただし、これまでのサッカー日本代表の歴史を振り返ってみると、日本のクラブを指導した経験のある監督の方が、強く、魅力的な
組織を作ることが証明されているような気がする。
イビチャ・オシム、岡田武史ともにJリーグで結果を残してから、代表の監督を務めた。日本人の特性について、指導の経験と
インテリジェンスを組み合わせられるリーダーが必要なのではないかと思う。
とはいえ、ヨーロッパのビッグクラブと契約している選手が複数いたのだから、なんだか千載一遇のチャンスを逃してしまったような
気がしてならないのは、私だけではないだろう。
(終わり)