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「アルジェリアは家で寝ろ！」韓国・安貞桓の解説にネットユーザー大喜び
韓国・ＭＢＣのサッカー解説委員を務める元韓国代表、安貞桓（アン・ジョンファン）氏が２３日（韓国時間）
の「韓国－アルジェリア」戦の中継で、アルジェリア選手の遅延行為を「非紳士的」と痛烈に批判。
この解説ぶりが韓国で大きな話題を呼んでいるという。
ネットでは、「安貞桓 一針（手厳しく忠告するの意味）」が検索語ランキングで上位に入り、
韓国メディアもこぞって「安貞桓 はばかることのない一針『アルジェリア 家で寝ろ！』痛快」
などの見出しで大々的に報道している。
安氏の「一針」が飛び出したのは、後半５分に孫興民（ソン・フンミン）がゴールを決めた直後のこと。
アルジェリアのマンディが、タックルを受けてピッチ上に倒れた際、安氏が「悪いことをしている。
大きな負傷でもないのに時間がかかっている。家に行ってベッドで横になればいいのに、
なぜ競技場で横になるのか」と厳しく非難。また、マンディが担架に乗せられピッチの外に出たあとで、
起きあがって水を飲むと、「勝ってどうするの！？ マナーで負けているのに…」と怒りをあらわにしたという。
これに接したネットユーザーは「時間を引き延ばす完全に非紳士的な行為について言ってくれて、
みんなスッキリしたよ」「安貞桓の一針、私が思ったことを全部言ってくれた」など安氏の発言に大喜び。
中には、仰向けに倒れるアルジェリア選手がベッドの上で寝ているかのように合成した写真を掲載する悪ノリメディアもあった。
もっとも、この手の遅延行為、サッカーの試合においてはよくあることで、
韓国代表チームの選手も幾度となくやってきた行為でもある。今回の行為以上に、
本大会直前の親善試合でガーナのＦＷをつぶした奇誠庸（キ・ソンヨン）の悪質タックルの方が「非紳士的」
といえそうだが…。
また、安氏といえば、２００２年の日韓共催Ｗ杯の１次リーグ米国戦で同点ゴールを決めた際、
ソルトレーク五輪のショートトラックで、韓国選手の金メダルが剥奪された誤審（あくまで韓国側の主張）
に抗議する「スケートパフォーマンス」を率先して披露。サッカーの試合に、
他の競技の不満を持ち込んで皮肉るパフォーマンスをするという、それこそ「非紳士的」
な行為を行ったことは記憶に新しい。
安氏は、今大会では「日本－ギリシャ戦」を「もっともつまらない試合」と発言したり、
完敗したら相手選手のマナーを非難。ウケを狙っての発言かどどうかは不明だが、試合での勝利ではなく、
こういった発言で溜飲を下げるしかないのが、今大会を見守る韓国サッカーファンのつらい現状なのかもしれない。
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