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ニッケイ新聞 2014年1月11日
《寄稿》 日本は調整不良で全敗する!=2014年W杯緊急問題提起=フリージャーナリスト 笹井宏次朗=(2)=あまりに酷い寒暖差と距離=秋の東京から亜熱帯へと同じ
6月のイトゥーといえば平均気温16・6度のサンパウロ市と変わらず、夜間はサンパウロより寒い。乾季であり雨はほとんど降らない冬である。
レシフェの6月は平均気温24・5度で雨量は月間400mmと年間を通じて最も多い時期で、同地では一番寒い季節の到来となる。
だが、日本人の感覚では真夏以外の何物でもない。ナタールやクイアバも似たようなもの。
レシフェまでイトゥーから直線距離で2151キロ、ナタールまで2338キロ。東京から台湾まで2247キロだから、
これでは冷え込みが厳しくなる晩秋の東京(11月初旬頃か)から亜熱帯の台湾へ毎回、試合に出かけるのと変わらない。
選手は、試合どころかカゼで寝込むのが関の山である。
こんなことは、ブラジルに住み北伯や北東伯を旅行したことのある人間ならば、誰もが気付くことである。
だからこそニッケイ新聞の記事でも「聖州を拠点にする意味はない」と指摘したのであろう。
URLリンク(www.nikkeyshimbun.com.br)
中日スポーツのホームページ、昨12月9日版によると「1次リーグ3試合の会場(レシフェ、ナタル、クイアバ)はいずれも最高気温30度超、湿度80%前後と高温多湿。
ただ、キックオフ時刻が午後10時、同7時、同5時とあって、原技術委員長は『昼は暑いが、夜は涼しい』と話し、大きな影響を与えるとの見方には否定的。
第1戦のレシフェと第2戦のナタルは同じ東海岸にあり、直線距離は約250キロと比較的近距離であっても、
原技術委員長は『中4日あるのでベースキャンプに帰って調整する』という」との記事が配信されていたが、何ともお目出度い技術委員長がいたものである。
「昼は暑いが、夜は涼しい」と感じるのは現地の人間であって、冷涼なイトゥーで過ごした人間にとっては酷暑であり、90分間走り回る選手は暑熱地獄となろう。
「大きな影響」は避けられない。温帯から熱帯を往復するなど何度も書くが、カゼをひくのがオチである。広大なブラジルの気候変動を日本の感覚で計ってはならない。
日本サッカー協会は、使用可能な83カ所の候補地のうち優秀なスタッフが約50カ所を視察したそうである。
その結果が、ブラジルに住む者からすると、まるで納得できない選定なのだから、サッカー王国ブラジルで、母国の日本代表が惨めな戦いをしてもらいたくないことを祈り、勝手なことを書かせていただきたい。
やはり、ベース・キャンプ地は北東部の海岸地帯にすべきであろう。(つづく、笹井宏次朗)
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636 :あ:2014/06/21(土) 04:10:31.76 ID:JAcQCNIl0
今の時期だとキャンプ地イトゥと1,2試合目のナタル、レシフェは気候的には北海道と沖縄ぐらいの差がある。
イトゥ17度、ナタルレシフェ29度。
距離的にも沖縄と北海道ぐらい。
日本の地理に例えると如何に馬鹿げたことをしてるか理解できる。
14日 札幌出発 那覇到着
15日 コートジボワール戦 那覇
16日 那覇出発 札幌到着
17日 調整
18日 調整
19日 札幌出発 那覇到着
20日 ギリシャ戦 那覇
21日 那覇出発 札幌到着
これでは具合悪くなりに行っているようなものだ。
キリンブラジル本社がイトゥにあり今回のキャンプ地が決まった。
因みにレシフェとナタルはわずか200キロしか離れていない。
スポンサーの柵を断ち切って1,2戦目の近郊をキャンプ地にするべきだった。
イトゥをキャンプ地にした協会の罪は重い。