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巨大化したワールドカップの問題点 まったくW杯の雰囲気が感じられないサンパウロ
ブラジルに入って2日が経過した。個人的には、細かいことがたくさん起こり、
すでに当初の移動計画がいくつも変更を余儀なくされている。サンパウロに到着して
空港バスで市内に移動し、ホテルまで荷物を引っ張って歩いていると、
早速チョコレート強盗の歓迎を受けた。「チョコレート強盗」というのは人にチョコレート
(あるいはケチャップ、マヨネーズ等々)を引っかけておいて、仲間が「服が汚れてますよ」
と声をかけ、親切そうに汚れを拭き取ってくれるのだ。そして、その間に金目のものが
抜き取られてしまうという、南米ではかなりポピュラーな犯罪手口の一つである。
中には変な薬品を引っかける輩もいる。今回は本当のチョコレートを少量かけられた
だけだったから良心的な方ではあったが、僕がそんな初歩的な手口で騙される訳は
ないではないか。あちらもプロなら、ちゃんと騙されそうな人を選んでもらいたいものである。
そんなことより大問題が発生した。発端は、ブラジルの航空会社TAM(タムではなく、
タンと発音する)が予約していた便を勝手に変更してしまったことだ。たとえば、
僕は現地時間6月12日(以下現地時間)にサンパウロで開幕戦を見てから、
その足で空港に向かって深夜の便でサルバドールに行き、13日にスペイン対オランダを
観戦するつもりだった。そうしたら、日本を出発する直前になって
「11日の深夜便に変更した」というメールが送信されてきたのだ。
それでは、開幕戦が見られない!すぐに、メールでクレームは入れたものの、電話の
コールセンターはブラジル国内からしかかけられない番号になっており、日本には対応
できる代理店はない。しかたなく、サンパウロ在住の同業者に連絡を依頼したものの、
コールセンターの電話は全くかからない状態だというのだ。結局、サンパウロ入りした
10日になって、「13日早朝の便に変更した」というメールが来て一件落着。そして、
TAMは12日の夜のホテルも手配してくれたのだ。こうして、12日の深夜移動がなくなり、
今回の旅行中で最も豪華なホテルに泊まれることになりそうなのである。ラッキー!と、
良かったんだか、悪かったんだか……。今後も予定変更の連続になることだろう。
ちゃんと、予定している18試合を全部見られるのかどうか……。
さて、そんな個人的なことを長々と述べてもしかたがない。こちらに着いての
一番の驚きは、ワールドカップがまったく盛り上がっていないことだった。たとえば、普通、
こういう大会があると空港には盛大に歓迎の飾りつけがなされていて、市内までの
道路の両側には参加各国の国旗が翻っているものである。そして、地下鉄の駅にも、
街の商店にもワールドカップ関連のグッズが溢れているはずだ。だが、
ここにはそういうものが一切ないのだ。広告看板に多少はワールドカップ関連のものがあり、
テレビでは関連番組がいくつも流れているが、それは開催国でなくても同じこと。
ドイツ在住の日本人記者に聞いたら、ドイツ国内はワールドカップ関連の飾りつけで
いっぱいになっているそうだ。日本でも、ワールドカップは盛り上がっているではないか。
(>>2-5辺りに続く)
J SPORTS 2014年06月12日16:45(後藤健生)
URLリンク(www.jsports.co.jp)
ワールドカップ開幕前、ブラジル国内がまったく盛り上がっていない(※ハフィントンポストが独自に付けたタイトル)
URLリンク(www.huffingtonpost.jp)
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