14/06/14 00:26:14.40 0
ソース(女子SPA) URLリンク(joshi-spa.jp)
写真=『NIPPON』のジャケット
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6月11日にリリースされる椎名林檎のニューシングル『NIPPON』がNHKワールドカップ中継のテーマソングに選ばれました。はためく
白地の中心に赤く塗られたサッカーボールという構図のジャケットがなかなかに鮮烈ですが、それ以上にその歌詞が早くも物議を
醸しているようです。
浦和レッズの一部サポーターによる「JAPANESE ONLY」横断幕事件の影響もあってか、特に次の一節に引っかかるという人もいる
かもしれません。
<この地球上で いちばん 混じり気の無い気高い青>
「青」はつまり“サムライブルー”と称される日本代表のことですね。すると、このフレーズは「純血主義の気高い日本代表」と
読めなくもない。ネトウヨ熱狂、リベラル発狂といったところでしょうか。
椎名林檎 - 『NIPPON』
URLリンク(www.youtube.com)
(編集部注:5/26に先行アップされた別の動画には、「涙出てくる」「神風特攻隊みたいでめっちゃかっこいいやんっっっ!!w
戦時中思い出しますwww」「一瞬『馬鹿にしてんのか?』と思ってしまったwwwサッカーに興味なさそうだなwww?」「在日と売国ブサヨが
このテーマ曲を『右翼』だの『軍国主義』だの『精神論』だのとやかましいが、とてもイイ曲ですね」など、さっそく香ばしいコメントも)
■日本と関係ない試合でこれが流れるマヌケさ
愛車にヒトラーと名付けたり、ライブで旭日旗風の旗を配ったり、展示会で「同期の桜」の歌詞を自筆で書いて展示したりと、これまで
にも色々と波風を立ててきた彼女らしいと言えばそれまでなのでしょうが、しかしもっと問題なのはこれがNHKのワールドカップ中継全体
のテーマソングだということです。つまり日本戦以外の中継でもこの『NIPPON』がかかってしまう。
たとえばグループHのアルジェリアVS韓国の一戦を中継したとしましょう。当然そのハイライトやエンディングでも『NIPPON』が流れる
ことになる。
<万歳!万歳!日本晴れ 列島草いきれ 天晴>
一体アルジェリアと韓国に何の関係があるのでしょうか。かといってドイツとポルトガルの試合ならばフィットするというものでもない。
少し気が早いですが、仮にブラジルが優勝したとしましょう。ネイマールがカップにキスをする映像の背後で「列島草いきれ」と啖呵を
切るような椎名林檎の歌が聞こえてくる情けなさといったらありません。ブラジルは広大な陸地です。
やはりどんなシーンを想定しても、日本代表の試合以外では使えない曲なのです。
※フルバージョンの歌詞はコチラ
URLリンク(www1.nhk.or.jp)
■日本を愛そうが憎もうが自由だけれど……
そうなると『NIPPON』がワールドカップ中継のテーマ曲として成功するためには、もう日本代表が優勝するしかなくなる。それでは
日本が優勝する可能性は一体どれぐらいあるのでしょうか。イギリスの大手ブックメーカー「ウィリアム・ヒル」のオッズによれば、
6月10日時点で126倍。スイスやコートジボワールと同じ数字です。全くないとは言えないものの、やはり大穴に近いダークホース的
存在と考えるのが妥当でしょう。
となると、この日本に限定されたテーマソングが大会の開催期間中ずっと流れることになるのも、相当にハイリスクだと言わざるを
得ない。
当然日本の放送局で使われる楽曲ですから、多少日本代表を応援するようなフレーズが入るのは分かります。しかし、椎名林檎の
『NIPPON』は不必要なまでに過剰です。「淡い死の匂い」などというフレーズに至っては、明らかにTPOをわきまえていない。
そもそも日本以前にサッカーという競技そのものを想起させる瞬間すらない。
(>>2以降に続く)