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【音楽】HMの聖地・イギリスでも人気の高まるBABYMETAL その功績を歴史の1ページから読み解く - 暇つぶし2ch1:コザゲート ★@転載は禁止
14/06/07 00:04:23.78 0
 アイドルとメタルの融合をうたう「BABYMETAL(以下、ベビメタ)」。日本国内でも注目度が高まる中、
2014年7月からはじまるワールドツアーにて、現時点では、ヨーロッパやカナダへの遠征が予定されている。
特に、7月7日に予定されているロンドンのザ・フォーラムでの公演は、チケット発売と共に即日完売。
直前の5日には、ネブワースで開催される世界最大規模と称されるロックフェス「SONISPHERE Festival UK」にて、
招待枠としてメインステージへの出演も予定されるなど、国内のみならず、ヘヴィ・メタル(以下、HM)
の聖地といわれるイギリスでも、期待が高まっている。

 そこで、ベビメタがHMをテーマにイギリスへ渡る功績を裏付けるひとつの根拠として、ある1冊の書籍を取り上げたい。
日本のHM界を支えてきたひとり、セーソク先生こと伊藤政則の著書『目撃証言 ヘヴィ・メタルの肖像』
(学研パブリッシング)である。日本初のHM専門誌『BURRN!』(シンコーミュージック)の特別顧問を務めるほか、
“Masa-Ito”として、オジー・オズボーンやガンズ・アンド・ローゼス、メタリカなどとも親交の深い伊藤が、
自らの記憶を頼りに、1980年代前後のHMシーンを貴重な資料や写真を交えながら詳細に綴った内容だ。その中から、
今夏、ベビメタが渡るイギリスの歴史を綴ったエピソードを紹介していく。

 伊藤が振り返るのは、1979年にイギリスのロック・シーンで身をもって体感した衝撃だ。伊藤がイギリスへ渡った前年、
1978年の日本ではハードロック旋風が吹き荒れていた。スコーピオンズやヴァン・ヘイレンなどが続々と来日する中、
伊藤は内心「ロック・シーンの重々しい空気」を感じていたという。みずから「シーンが死に絶え、不毛の状態に
なっているのか」と不安を抱えながら、仕事の繋がりからイギリスへ渡ることになった。

 そして、渡英から数日後の1979年8月20日。伊藤は、いまだHM界の生ける伝説として活躍するあるバンドを
目撃することになった。アイアン・メイデンである。当時、そのパフォーマンスを目の当たりにした伊藤は、
「このバンドのすべてを知りたい、日本に戻ってこのバンドの存在を広く知らしめなければならない」という
衝動に駆られたと語る。また、その背景では「ジュラシック・ロックと揶揄されるプログレッシブ・ロック」
への閉塞感を打ち破るべく、「ニュー・ウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル(以下、NWOBHM)」
への期待が時代を席巻していた。

 伊藤は帰国後、NWOBHMという潮流を伝えるべく、ラジオ番組の構成や演出を手がける知人にアイアン・メイデンの
自主制作音源を紹介。デフ・レパードの楽曲と共に日本初のオンエアを実現させるやいなや、リスナーからも多くの
反響が寄せられることになった。

 当時のエピソードは、日本のHM界にも多大なる影響を残した。そして、伊藤がアイアン・メイデンを通して
NWOBHMという潮流を目撃したイギリスは、世界のロックシーンの歴史を塗り替えた場所でもある。そして今、
HMをていねいに踏襲した日本発の異色アイドルユニットが、イギリスへ降り立ち、世界の音楽シーンへ新たな
歴史を刻もうとしている。キツネ様をあしらった「和」の要素と愛らしさを持ちつつ、楽曲や演出などのあらゆる
側面で、HMの伝統や様式美を受け継ぐベビメタがどのようなパフォーマンスをみせるのか。本書の言葉を借りるならば、
「ニュー・ウェイブ・オブ・ジャパニーズ・ヘヴィ・メタル(NWOJHM)」の潮流となれるのか、注目である。

URLリンク(ddnavi.com)


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