14/06/04 20:00:24.16 0
ウクライナから日々、血なまぐさい外電写真が送られてくる。流血写真に違和感があった。
覆面の親ロシア系暴徒が手にするかなり多くは、確かにバットだった。
英文の説明は単に「スティック」「ロッド」とあるが、グリップエンドがある先太りの形状は紛れもなく野球のバットである。
木製も金属製もある。それが商品名なのか、「BAT」と大書されたものもあった。
大変な本数だが、ウクライナやロシアで、それほど野球は盛んだったか。
ウクライナの英雄といえば、棒高跳びのセルゲイ・ブブカやサッカーのシェフチェンコの名が浮かぶが、野球が盛んな印象はない。ロシアも同様だ。
改めて写真を見ると確かにバットではあるのだが、グリップは太めでヘッドは細め。全体に短い。
独特の形状は短距離打者用にもホームラン打者用にもみえない。暴徒は皆、これを片手で振り回しているが、バットは両手で振るものだ。
モスクワ帰りの知人に聞くと、かの地でバットは運動具店ではなく、主にカー用品売り場やガソリンスタンドで売られているのだという。
最初から護身用、つまりは武器として流通しているらしい。
一度も投手の球を打つことなく、人を殴るためだけのバットであるなら、これほど不幸なスポーツ用具もない。
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