14/05/31 15:44:01.73 0
「日本代表の選手がこの距離で見られます」。幅3メートルほどのステージの上で
女性司会者が説明すると、客席からは「おー」という歓声。
大型モニターに選手の背番号を発表する映像が流れると、本人らがまだ姿を現し
ていないのに、悲鳴にも似た叫び声がこだました。
25日に代々木第1体育館(東京・渋谷)で開かれたサッカー日本代表の壮行会。
選手はワールドカップ(W杯)ブラジル大会への決意を語ったり、
ボールを客席に蹴り込んだり。
最後はザッケローニ監督以下、チーム一同が会場を回ってサポーターとハイタッチした。
体調への影響を考慮し、「出演時間」は30分強。
にもかかわらず、1000~2000円のチケットは完売。早朝からできた入場待ちの行列は、
開場時には数千人に到達。最終的に7300人のサポーターが集まった。
終了後、交流サイト(SNS)には、選手の別の一面を見られたことに感激するコメント
を書き込む人が相次いだ。
有料イベントでこれだけ効率よく集客し、観客を満足させるのは、人気アイドルグループ
でも簡単ではないだろう。
香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、本田圭佑(ACミラン)ら欧州の名門でプレー
する選手を擁し「史上最強」といわれる現代表。
人気でも過去のチームを追い抜いたのかもしれない。
アディダスが販売する代表のレプリカユニホームは前大会比7倍という爆発的な売れ行き。
当時の岡田ジャパンはW杯前の成績が振るわず期待度が低かったとはいえ、
中田英寿ら華のある面々が多かった2006年のジーコジャパンと比べても3倍に達している。
(>>2以降に続く)
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